今回の地震津波によって妻子を失った若い男性の悲痛な記事を読んだ。
涙が出た。
ほとんど毎日The New York Timesをチェックしていたけれど、個人の話が記事になっていたものは少ない。
大半は原発問題、今回の日本での被災が米国の政治、経済にどのような影響を及ぼすかといったものばかり。
米国のメディアはやはり、震災がどんなに悲惨なものであろうとも
結局他国での出来事としか見る事が出来ないのかな、と思った。
悲観的だな...と気分が落ちた。
しかし、その後に日本の報道(オンラインの新聞記事など)を見てみると
明るいニュースも沢山あるのに驚いた。
被災者の数が上がる一方で、様々な救出劇も繰り広げられていた。
5日ぶり、家族と共に破壊寸前の家から救出されたおじいちゃん(チリ津波も経験)が笑顔で『また再建しましょう!』と言った様子に多くの人が励まされたらしい。
おじいちゃん!
さ、さすが!!!大正生まれはちょっとやそっとの事ではくじけない金剛の精神を持っている!!!と思った。
その後も、色々なブログを読んでいると、
被災者の方が
「九州の友達に『普通の生活をしていて申し訳ない』と言われたけど....
それは違う!
元気な人達には元気でいて欲しい。
そうでないと社会全体が病んでしまうから。
健やかに助け合わなくては、何も助けられなくなる。
勇気を持って出来る限りの日常を取り戻さなければ、人助けも出来ない。
元気な人達が支え合わないと、日本の経済状況も悪化してしまうし。
悲しみをやる気に変えて頑張って欲しい。』
というような内容を書いているのに感動した。
他にも、
『「急性ストレス障害」という状態になる人が増えています。
休まる時、安らぐことを持たなくてはいけません。
毎日ずっと報道を見て嘆くよりも、バラエティ番組やドラマを観る事も心の安定を維持するには大切なのです。
「不謹慎」とささやかれる事もあるようですが、物事を出来るだけ色々な角度から見て下さい』
と書いてある記事もあって色々考えさせられた。
被災者の方々が気丈に出来る限りの生活を送っているのなら
その他の人々も冷静になって元気で頑張らなければいけないよね!
これからが正念場で頑張りどころなんだと思う。
今は募金や寄付しか出来ないと思っていても、この先を長い目で見ると、その一つ一つがきっと役に立つ日が来るはずだし。
まだまだ心配なニュースは後を絶たないけれど、
できるだけこの場では明るい話題を提供していければ、と思っているので、どうぞよろしく

不安で過ごしている皆の気が少しでも紛れると、私Pirokoとしても幸せです


今日のオマケ画像

久々に彼氏のColey Coleにゴシゴシ洗われた猫のJuice(ジュース)
でも
ずぶ濡れになった毛も
いつかは乾いてサラサラに!
止まない雨は無い、の精神で頑張ろう!