先週末にダーリンとドライブ。
そのうち行きたいなと思っていたところ。
昨年、放射線治療の後半
痛くて辛くて、挫けそうだった頃
小さな楽しみを
拾うように集めていた。
そのうちの、ひとつ。
年末、「わざわざ」さんのシュトレンを注文。
全粒粉100%、バター・砂糖・卵不使用。
入院中に届いて、退院してから少しづつ食べた。
美味しかった。
箱に入っていた折り畳まれたパンフレット
描かれた手書き地図を眺めた。
身体を運べる日を想像した。
どんなところでパンを焼いているんだろ
並んだパンたち、お薦めの日用雑貨
その場に立って見てみたい
薪窯で焼いたパンの匂いを嗅ぎたい。
来れた!
風、パンの香り、屋根裏
限られたスペースにギュギュっと
お店が大事にしている想いが並んでいて
本じゃない図書館みたいだった。
痛みの中でじっと横たわる過去の私へ
大丈夫、抜けられる!
行きたいところに行ける未来がある!って
抱きしめて励ますイメージをした。
千曲ビューラインを走り
姉妹店「問tou」へ。
テラス席で寛いだ。
夏の風が気持ちいい。
ゆっくり、すこしづつ
できることを楽しんでいこう。
Tauko (タウコ)も、
ゆっくりしに来てもらえる
そんな場所になりますように。