「元気でやってるか。沖縄も今は大変みたいだけど大丈夫か?」と。
遠くに居て、なかなかそんなふうに 気にかけてくれる人はいない。
先輩は 最近、某ミュージシャンのサポートでドラムを叩いてるらしい。YouTubeなんかで探してみよう。
俺は昨夜のバンドが出演出来なくなった事を書いた。
4、50分ほど経って長文で返信が来た。
そうかこの長い間はこれを書いていたんだと気づいた。
とても力強くて とても前向きで かといって楽観的ではなくちゃんと 状況を分かってる言葉だった。
一言一言を俺に伝わるように 言葉をしっかり選んだ文章だった。
あの 熱さだけでバンドを一緒にやっていた日々を思い出して目頭が熱くなった。
最近涙もろくなった気がする。
内容は俺の中だけに留めておくよ。
先輩、ありがとう。
もう アイデアが出て、楽しい事を考えてるところだよ。いつか、先輩のドラムでギターを弾きたい。