あれは去年の秋、まだコロナの気配もなかった時のこと。
ヨガのクラスが終わり、ヨガマットを巻いて、さあ帰るかなというタイミングで
「あなたはどちらの国出身なのかしら?」 と70代ぐらいの白人女性に話しかけられました。
ヨガのクラスの前後は基本的におしゃべりタイムで、ポロ子も話の輪の中に飛び込むタイプです。
「日本からです。アメリカではどこそこに住んだことがあって、この街は〇年です。うんたらかんたら~、英語は日本語と全然違うので難しくって。」
ちなみに若者は耳も脳も柔軟なので、どんなに訛ろうが聞き取ってくれます。でも、高齢になると個人差が・・・高齢男性は厳しい傾向。高齢女性は全然マシ。この人は女性だから多分オッケー?
「大丈夫。私はあなたの言っていること全部理解できてます。あなたの英語はアクセントがとても強いですが、でも内容的に間違いはありません。
アクセントは強いですが。」
「耳がいいんですね。音楽やってましたか?」←お世辞トーク
「私、以前からあなたを観察してたんです。」
「!?・・・」
「あなたを見ていればわかりますが、あなたはちゃんと英語を聞き取っています。周囲の人たちと同じタイミングで反応していますし、あなたが話している英語も問題ありません。
ただしアクセントが強いです。そしてそのアクセントはおそらくこの先もそのままでしょう。でも大丈夫。」
さすがに薄気味悪さを感じ、この女性の正体を聞いたのだが、〇〇大学の教授で、何年か前に退職した人でした。
「あなた、こちらで学校に通いましたよね?そんな感じがする」 とまで、言ってたので、最初はヤバ系?と、時速100キロで逃げようかと思いましたが、単に自分が今までいた環境の生徒たちと同じ雰囲気を感じただけ・・・なのかな?
そして、振り返るとその女性は煙のように消えており、その後、二度と見かけることはありませんでした。・・・なんてことはなく、常連の一人だったらしく、その後も何度も話したけど、初回以外は普通でした。
正直言うと、テキトーに 「あなたの英語、完璧よ~」 とか誉めてくれる人よりは、真面目に評価・アドバイスしてくれる人のほうが有難いと感じてます。
その女性はペロシ議長にソックリ
そんなわけでポロ子のスピーキングは在米長くなっても怪しいです。大学教授認定。
読み書きは苦でないのだが、どうもしゃべるのがダメなのよ。
逆に、しゃべりは得意だけど、読み書き嫌いって人もいるし、ホント人それぞれですよね。接客業の方たちは概してスピーキング力が高いですね。コミュ力も高いし。うらやまCです。
てことで、これからも頑張ります!