【ヴィクトリアン・アンデッド:シャーロック・ホームズvs.ゾンビ】 | トンデモ・シネマの開祖

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【ヴィクトリアン・アンデッド:シャーロック・ホームズvs.ゾンビ】



「エイリアンVSプレデーター」のワイルドストーム社によるアメコミの日本語版。

正直、タイトルを聞いてかなり舐めていたが、内容は中々の充実ぶりでした。

1898年のロンドンでトリローニ・ホープがモリアーティに書類を盗まれ、それが発端でゾンビ事件に発展する。時の首相ベリンジャー卿はマイクロソフトに秘密保持をさせてきたが、1854年のロンドンの大火事の真相こそゾンビ事件のきっかけで、この事件の発端だった。ホームズとワトソンは真相を知るが既に時遅く、モリアーティはロンドンをゾンビによって支配しようとしていた。

というストーリー。
ファンサービスなのか?
「第二の汚点」「最期の事件」を主軸に置きながらワトソンとの友情やマイクロソフトの兄弟愛までちゃんと描いていて、まるで映画のような充実ぶり。
少々、ホームズは筋肉質でダウニーJRよりですが、バリツがゾンビに有効な事を証明してくれます。

続編ではジギルとハイド、ドラキュラなどと対決するが日本未発売なのが残念。