ツインレイは鏡なので
大体相手は自分と同じものを持っているし
自分と同じフィルターを持っている。
そのフィルターを
「どちら側から見ているのか」で感覚が変わるから
わかりあえないと思う時もあるけれど
本物のツインレイならば
その立ち位置は必ずどこかで「ひっくりかえる」ので
その時に「あちら側の感覚」のすべてが
理解できるようになっている。
自分がそのフィルターに愛を塗りたくっていたら
ひっくりかえった時に相手は自分を愛さざるを得なくなるし
自分がそのフィルターに憎悪を塗りたくっていたら
ひっくり返った時に相手は凄まじい憎悪を自分に向けてくる。
でも
「その逆転するフィルターのカラクリすら見破れるツインレイ」だったら
話が少し違ってくる。
愛は愛でも「自己防衛からの愛」だったり
憎悪は憎悪でも「安全弁としての憎悪」だったり
そういう複雑な感情で固定されたフィルターもある。
だからこそ各々の選択した認識により
フィルターの反映する感情の表現は変わるし
それを用いてつかえる能力への制限も自然と架される。
ツインレイは奥が深いとか
面白がっている場合ではない。
人生は意識によってつくられているから
認識を間違えるだけで死に追いやられたりすることもあるし
殆どのツインレイは神意識を優先して生きているから
そうして追いやられる「死」すら美談にして肯定したがる層もいる。
そんな経緯から朽ちたツインレイに発言権は無いから
いつだって「美しいツインレイストーリー」だけが世に残る。
実際のところそれは正しい。
神が望まないツインレイはこの世にいらない。
真実は自分の相方にしかわからない。
ひっくり返ればすべてはわかる。
相手が隠しているものは
自分の世界で明らかになり
相手が制限しているものは
自分の世界で自由に扱うことができ
神による采配が片方に手渡され
失敗したらもう片方にバトンがまわる。
「お前も同じ間違いをするんだろう？」って
沢山の神の眼が自分に向けられる。
かつて自分が相手に向けたように。
「ぼくはどこへいきたいのか」
「わたしはなにがしたいのか」
考えたって答えは出ないのだ。
ひとつしかないから。
二人が一つにならない限り、
ツインレイは何度も何度も何度も「ひっくりかえる」。
認識も価値観もその時に１８０度変わる。
自分が育ててきた愛も憎しみも
すべては相手に還る時がくる。
だから結局、ひとつだけなんだよ。
「わたしはわたしになる」
それだけ。
正解は一つだけど一本道ではない。
二筋の途を辿るんだ。