スピリチュアル業界ではよく、「アセンションのゲートが閉じる」という言葉が多用されているようですが、実際のところ、ゲートは閉じません。
ブログタイトルの通り、「ゲートを護っていらっしゃる高次の存在たち」からのお導きが消えるだけです。
消える、というのもまた主観的な表現です。
実際のところは消えません。
消えたように見えるだけです。
高次の存在たちはさらなるステージに行き、そこでの導きの使事がつくられるため、「以前のステージにいる人間たち」のお世話に手が回らなくなるということです。
たまに「前のステージに未練が出てきて、前のステージまで戻り導きの使事をしたがる」高次の存在もいますが、そうして前のステージに戻る時点で、もうそれは「高次の存在」ではなくなります。
わかりやすく説明すると、高い波動の世界に目を向けなければならない天使が、低い波動の世界に意識を囚われてしまうことにより、堕天してしまうというような感じです。
ですので、高次の存在たちも、非道な意図で導きをやめるわけではありません。
次のステージにいかないと、高次の存在たちが高次の存在であるという事象を保てなくなるからです。
ゲートは閉じません。
ただ、「高次意識からの導きの手が無くなる」というだけのことです。
「ゲートが閉じる前に次元上昇して新しいステージに行かなければならない」というのは、「今ある高次意識からの導き(サイン)に耳を澄まし、その声に忠実に乗る」ということです。
そしてその声は、波動の低い状態ですと、もう聞こえません。
自分の魂が本当に好ましいと思うものを選んでいないと(選ぶという確固とした意識がないと)、雑音混じりで何もわからなくなります。
「自分は何を選んで生きていきたいのか?」
「自分は誰とどんな事をして生きていきたいのか?」
「自分が好ましいと感じる世界はどんな世界なのか?そこに到達しようとする意図が今の自分にあるのか?」
「自分はどんな存在になりたいのか?」
高次意識は、それをわからせるために、あらゆる形で語りかけてきますが
すべての人間に対しておこなうことはございません。
みずから次元上昇を望むものにのみ語りかけてきます。
その声を導きの声として受け入れるのか、騒音として受け入れるのか、
自身の在り方によって、導きの手は存在が消えたりあらわれたりするのです。
導きの手を裏切らないように。
それは、「差し伸べられる最後の手」です。