産休に入るまで、都内の職場に通っていました。
電車はもちろん混んでいて、
妊婦といえど座れる訳ではありませんでした。
私は、幸いにもそんなにつわりが重いほうではなかったので良かったですが、
人によっては無理ですよね…
本当に皆さんすごい。
譲ってもらうのが当然、という顔をしてはいけない、と思っていましたが、
まぁ本当にいろいろな人がいます…。
親切な人も、そうでない人も。
寝たふり、はい、全然問題ないです。
みんな疲れているので!
後半、お腹も大きくなり、帰り道は特にしんどく、
優先席の前に立つこともよくありました。
立つにしても、少しは空いているので。
それで譲ってもらえることはほぼなかったです。
皆さん、事情があると思いますので。
まあ…ゲームしているお兄さんとか寝たふりのおじさん、動画見ている女性、とか多いですけどね…
優先席前に人が多くなってきた時点で周り見てよとは思ったけど。
あと、座りますか?と聞かれるパターンもこまる。
優先席前、マタニティマーク、座りたいに決まってる。
けど、あなたの事情はわからないし、聞かれても困るよ…
(こちらにきかないでぇ…)
あと、無言で譲ってくれるパターン?
席を立ってくれるとき?も困った。
他に人もいるので、私のためかもわからない中我が物顔で座りづらい。
先にお礼を言おうとするも、そのすきに後ろから来たおばさんに突き飛ばされたことも、、
難しい
譲られるのも難しい
またある日のこと。
ホームで電車を待っていた。
列の一番前、優先席のドア。
やっと電車きた!と思ったら…
明らかに後ろから手で押される。
割り込もうとされる。
ええ…?
それでも割り込みさせないまま優先席の前に立ったら、前に座っていたおじさまが、
どうぞと変わってくれた。
ぺこりとしているあいだに、
後ろから、
先ほど後ろから私を押していた男性が
座りますと。
おう。
いいよ。
どうぞ。
でもそこはありがとうではないかい…?
特別な事情があるかもしれない。
譲られるべきでいいと思う。
けど譲ってもらって当然ではないし、
列に割り込んでいいわけじゃない。押していいわけじゃない。
まず感謝はあるべきではないのか…
譲ってもらう側のマナーを考えさせられた出来事でした。