今日発売の月間「ネットショップ&アフィリ」誌2005年12月号に私達ともの連載を始めました。

ネットショップ&アフィリ誌


株式会社サイビズ が出していた「月間CYBIZ-SOH0 domain」がリニューアルしたものであります。


今回のテーマは「中国のEコマースがとっても熱い」ということで、

ネットショップ&アフィリ誌2


その中に、近年世界のEコマースの大手(Ebay、アマゾンなど)の中国進出の話も出ていますので、ご興味があれば、書店にお立ち寄ってください。

先週、夕飯の接待が終わった後に、上海の会社に戻って、

UCMall の決済のバージョンアップに伴う、テストをしていました。


ショッピングカードに商品を入れて、手元に持っている中国のクレジットカードで決済しようと思えば、

エラーメッセジーが帰ってきました。


えー、システムまだできてないの、とおもいきや、

1分後、中国の銀行から電話をかけてきました。


「一分前、あなたのカードが日本のショッピングモールに決済しようとしていましたが、あなたのご利用ですか?」

「はい。そうですね。でも使えなかったけど....」

「それは2時間ほど前あなたが上海のレストランで消費していたので、その消費パターンが不正利用の可能性が高いと判断され、途上与信を与えなかったです。」


なるほど!!!!!!


二年前、僕がとある日本のカード会社と一緒に中国の銀行を回っていたころ、システムはもちろんのこと、まだ「途上与信」ってなんなのか、わかっていた人は少なかったです。


「そんなズサンなシステムで、5年後きっと中国でもカード犯罪は爆発的になるから、それからうちが出ても遅くない」と当時日本のカード会社の関係者は言ってました。


あれから、わずか2年で、僕が持っている中国のクレジットカードがすでに、その途上与信システムに守られているようになりました。

--しかし、その中に、日本のカード関係企業の姿が見えません。


中国マーケットの成長スピードに対する感覚の甘さ、

進出するとき、横並び方式で、リスクヘッジ手段の欠如によるカントリーリスクの過剰評価、

などなど、

日本企業の中国マーケットへの進出の足をひぱっています。






今日午前中に早稲田大学で講演をしてきました。


「シンガポールのITと社会」という講義のゲストスピーカーとして、田辺孝二先生に呼ばれました。テーマは中国のIT事情と消費者マーケットについて。


早稲田というと、ちょうど10年前の1995年12月、僕が日本に来て初めてかつ唯一受けた私立大学も早稲田大学で、そのとき見事に落とされました。理由はおそらく小論文が日本語になっていませんでした。それをきっかけに、自分が8ヶ月で日本語一級能力試験を合格できても、文章を書けるまでまだまだ練習が必要ということがわかって、その後2ヶ月の間毎日朝日新聞を読んで、感想文の練習をしましたので、その後の大学に合格したことにもつながった、縁がある場所でした。


さすが早稲田大学の学生:

土曜日午前の授業なのに(僕が学生時代ならきっと寝てるね、だから早稲田に落とされたかもしれない)、35人登録していたことクラスは30人ほど出席しまして、30分の質疑応答もかなり活発でした。


しかも、授業が終わった後、僕がリクルーティング活動をしようとするまでもなく、二人ほど、うちの会社でバイト・インターンをやりたいです、という人が出ました。


しかも、うちの会社現に一人早稲田大学を休学して、働きたいというタッキちゃんもいますし。


早稲田おそろべしの半日でした。



日本の中堅アパレル通販会社であるキュービクスとの提携は下記のメディアに取り上げられました。


Nikkei net
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20051012ep11288812.html

Fuji
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200510130009a.nwc


実在店舗と仮想店舗の総合出店


実在店舗は:上海の「赤坂」にあたる虹橋のパークソンにキュービクスの現地会社が出店しているところに25平米を借りて、UCMallショーロームスペース にしています。

現地の消費者がまだまだその目で確かめたり、試着したり、してから注文する習慣があるので、その消費者ニーズを応えるために、サンプル品をそのショーロームに置き、隣にノートパソコンで注文できる仕掛けを作っています。


仮想店舗は:UCJ が運営しているUCMall のキュービクスさんが出店し、中国消費者がオンラインでも買い物ができるようにしています。

さらに、UCClub の会員にターゲットを絞って、キュービクスさんのPrivate Colorsという通販雑誌も送っていますし、弊社が出している「聯都購物」(UCショッピング)という雑誌にキュービクスさんの商品を一部を乗せて、会員に送っています。

なんと、「聯都購物」が送った次の日に、注文がありました。


毎度あり!!!


10月28日またセミナーをやります。


今度も共同セミナーの予定です。


今度一緒に話をしていただく予定なのは、前回のセミナーにも来て頂きました、キャストコンサルティング 代表取締役社長の徐向東 です。

XuXiangDong


北京外国語大学で講師をやって、立教大学の博士号取得して、中央大学の講師をやりながら、㈱日経リサーチに勤めていました。日経リサーチの主任研究員時代、日経ネットビズに僕の記事 を出していただいたのはそもそも知り合ったきっかけでした。


かなりのマーケーターで、中国の消費者動向については非常に詳しく、違う視点から見た中国消費者マーケットの話を期待できると思います。


お楽しみ。



GoCool というセレクトショップにデジタル商品が結構出品されているので、かなりの問い合わせと注文が来ていて、友達にチャットでも勧めて見ました。


一人(♂)早速デジカメ一台を注文してくれそうになりました。512Mのメモリカードもほしいということで、何でうちのネットで売ってないと責められました。


そうだよね!デジカメ売って、メモリカードも売らないと....

いいアドバイス、ありがとう。


もう一人(♀)あまりデジカメに興味がないけど、ESCADA の香水はすごい気に入ったみたい。上海では南京路の高級ブランドデパートに一つの専売店しか売ってないし、UCMall の値段より2割以上も高いという。それも買ってくれそうだな。


それと、彼女が中国のC2Cサイトにアパレルの店も持っていて、一つ情報を教えてくれました。

日本のファッション雑誌はかなり彼女らみたいの人たちの間に人気があるだって。

彼らは中国の輸出商品用生産工場に売れ残りを買い占めて、C2Cサイトにもつ自分の店で売る商売をしています。世の中になにがはやっているのかを常にアンテナーを張らないと、生き残れないので、日本のファッション誌は彼らにとっては、バイブル的な存在だそうです。

そこで、日本の雑誌が中国のC2Cサイト上で、200%-300%の値段で売られている商売があるんです。

http://shop33128398.taobao.com/

しかも、半年、一年の購読もできると。

厳密に言うと、その商売の形態は中国で違法です。――中国で出版物を販売するには、特別なライセンスが必要です。しかもかなり厳しいライセンスです。


でも、UCMall で個人輸入の形で出店すれば、合法になりまーす。


早速その分野のショップ開拓を着手しようと思っています。


中国の消費者に日本の雑誌を売りたい方がいれば、お問い合わせてくださいね。


しかし、当たり前ですけど、中国消費者の声はやっぱり重要ですね!!!


これから僕も含めて、上海のスタッフによるチャットで中国消費者の声を拾うことを日課としましょう!!


 


石垣島といえば、きれいな海より有名なのは、石垣牛だといわれています。


確かに、うまい!!!


肉大好きの僕にとって、たまらないもんです。


でも、それより僕が驚いたのは、石垣牛が日本のブランド和牛の原点であること。

会社の人に聞いてみたら、あまり知られてないみたいで.....


戦後安いアメリカ輸入牛肉に対抗するため、沖縄の農家がじっくり時間かけておいしい黒毛和牛を養殖に力を入れました。--かなり典型的な日本人発想ですね!!!


最初は沖縄であまり受けなくて、大量の子牛が日本本土に引き取られていました。

競り値を上げるためにも、かなり高質な子牛を本土に輩出しましたと。


それが今の神戸牛、佐賀牛、米沢牛の原点だと、石垣島の運転手さんが鼻高々言っています。

「和牛の血統といえば、石垣さんのは一番純血だからね」なんちゃって。


本当かよ、競馬じゃあるまいし、と思いながら、

でも、やっぱり石垣牛うまいね。

しゃぶしゃぶとすき焼き、連続二日間食べちゃいました......

10月1日―7日まで、中国では国慶節で1週間にも及ぶゴーデンウィークです。


土日挟むこともあって、1日―4日までに休みをもらって、前々から来たかった日本の南国――沖縄に来ました。

しかも、那覇とかではなく、いきなり石垣島に来ちゃいました。


天気予報を信じない主義の僕が、みんな台風の動向を心配しているとその時全然気づいてなくて、のほんほんと、JAL便を乗って、那覇で乗り換えて1日の午後14時くらいに、石垣島に着きました。


むしろ、その時なんでJALの2時間半も飛ぶ飛行機に機内食が出ないだろう?と、

なんで那覇空港の飯はそんなにまずいだろう?

と考えていました。

なんでだろう......


ホテルに向かっているタクシーの運ちゃんに

「お客さんいつまでいる予定ですか?」

「4日まで。」

「それは良かったね。あした一日何もできないから、明後日まだ時間ありますね」

「えー?なんで明日一日何もできないんですか?」

「台風が来ていますよ。」

...


ホテルに着いたら、緑のかなり太い縄で編んだ網をホテルの目の前でかけているホテルのオーナーさんらしき人から、

「台風対策で、すみませんね」と声をかけられました。

......


チェックインをした後に、母から電話があって、

「そっち台風大丈夫なの?」って聞かれて、テレビをつけて見たら、

ようやく自分がほぼ台風と一緒に石垣島に上陸したことが判明しました。

..........


知らないのも、時には良いかもしれませんね!


でもいろいろな人に心配していただいて、すみませんでした!






9月30日に、UCJ中国ビジネスセミナー第二弾 である共同セミナーを実施しました。


アタックスグループ からご好意で30人が入る会議室を貸していただきました。--ありがとうござぃます。

セミナー050930

弊社のスタッフ以外に合計28名ご参加していただきました。--忙しいところ、ありがとうございます!

共同セミナーというのは、郵政公社の上垣内覚氏さんが「海外ネット通販におけるEMSの強み」というテーマで、話をしていただきました。

セミナー050930EMS

これから、UCMall として、日本のショップさんにもよりいいサービスの提供、そして中国消費者にもよりやすく提供できるように、郵政公社さんと一緒に組んでいこうと......

そして、今回のセミナーに通じて、次回のセミナーネタもしっかり仕込んできました。――別途話をしまーす。

なかなか、実りがあるセミナーでした。

ご協力していただいた皆様、本当に本当にありがとうございました!!!