「私の前使ってたやつ使う?」

何言ってんだ、わたしは(笑)

勢いで言っちゃったけど、先生は古いの使わないよね…。

冗談のつもりで言ったんだけど、

『え…いいの?』

借りるんだ(^O^)

「使ったのでもいいなら^^
落としまくってボロボロだよ?」
うちのお父さんにあげる予定で
電池代えといたんだ。


『まじで!
お父さんいいの?』

「お父さんも一緒に機種変したの。」

『いやー助かるわ。
本当に平気?』

「私はいいけど、
(私から)借りていいの?」

『そういう仲だろ?笑』

わかってたけど…
わかってたけれど!
これが聞きたかった(^ω^)

「じゃあ明日持ってくるね。」

『頼んだよ。
本当ありがとね。
気をつけて帰れよ。』

「ばいばい!」

携帯の電池が切れちゃったみたいだった。

でもよく見たら、

「てか、更に携帯古くなってるし(笑)前のどうしたの?」

『これでしょ?』

鞄からいつも使ってた
携帯を出した。

「そうそう!
壊れちゃったの?」

『電池が全然もたないんだよね。
メール打ったらすぐ
切れちゃうんだよ。
一つ前に使ってた携帯使ってんの!』

「変え時なんだよ。
いい加減変えればいいのに~。」

『だーかーらー!
変えに行く暇無いんだって(笑)
今日だってここ来る前に
見てこようと思ったけど
時間ギリギリだったし…』

「そっかぁ…あ…」

あっ、そうだ!

やっと現役生が帰った。

ずっと質問が続いてたから、

『ちょっと休憩していいか?』

「どうぞどうぞ♪」

先生はケータイを
いじりはじめた。

私は先生を見つめていた。

横顔かっこいい…//

よくみたらちょっと
目の辺りにシワが(笑)

笑いジワだけど。

私より長く生きてるんだもん、
あって当たり前。


『なーに見てるの?』

「ううん、別に。」

目があってドキっとした。

その時先生が、


『あーあ。切れちゃった。』