帰り先生のとこ行ったけど
何話したか覚えてない。
それどころじゃないよ。
先生も気付いてたみたいだった。
『今日元気無くない?
何かあった?』
「別に…
先生に関係ないでしょ。」
冷たく接してしまった。
ごめんね先生。
でも今は普通に話せないよ。
帰りの電車で大泣きだった。
隣に座ってた老夫婦が心配してくれてハンカチを貸してくれた。
人の暖かさが余計にうれしくて涙が止まらなかった。
こんな些細なことだけど、すごく悲しい気持ちになる。
幸せな気持ちにもなる。
先生のことが大好きなんだって思った。
先生っていう人間が好き。
好きになっちゃいけなかったんだ。
所詮、生徒と先生。
私のような人はいっぱいいる。
そのうちの一人でしかない。
たまたま仲良くなっただけ。
なんか自分がちっぽけに感じる。
こんなことで一喜一憂して。
受験生なのになんで恋なんてしてんだろう。
調度いいじゃん、熱が冷めて。
こう思っておかないとやっていけないや…