※以下は2023年1月移動記事となります。

 

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※2020年5月18日fb投稿。

 

これは「7日間ブックカバーチャレンジ」という読書文化の普及のための企画だそうで、7日間、1日一冊の本を投稿するというものでした。

 

親友からのバトンにつき6日目にFbへ投稿した1冊となります。

この企画は読書文化の普及のためのチャレンジで、7日間、1日一冊の本を投稿するというもの。親友からのバトンにつき6日目の今日は、死を恐れる方、死にたい方、大切な誰かを失ったばかりの方など、”深刻な恐れ・グリーフ“を感知した際にその都度お勧めしてきた本です。あの世が思わず恋しくなる良書。故人となった自殺者から今を生きる私たちへのメッセージ。

 

※以下書評は過去に某書評系サイトに投稿したものから抜粋したものです。

 

 

  死は終わりではない

 

 

 

特筆すべきは、この本は死者が自殺後に語った言葉であるという点です。

 

著者であるエリック・メドフスは2009年10月に銃で自殺した20歳の青年です。この本を物理的な意味で執筆したのは、そのエリックの母であり、医学博士でもあるエリーサ・メドフス氏であり、彼女が優秀なチャネラーの力によって得られたエリックとのコンタクトの結果が本書となります。

 

興味深いのは、エリックが自殺寸前の内面の状態から自殺する瞬間、そして自殺直後に何を感じ、また何を見聞きしたかを詳細に語っている部分です。

 

そして現在スピリチュアルガイドとして活躍しているエリックがどのような感覚や能力を持ち、どのような世界に居るのかなどについても詳しく語られています。

 

内容は非常にフラットで良心的であり、宗教色は微塵もなく、不思議と素直に心に染み入るものがあります。〇〇という階層があって頑張って〇〇しなければならない、とか、自殺は悪だから死後〇〇があって、だから自殺するな、というような3次元的なジャッジメントはどこにも出てきません。むしろ思わずあの世に還ることが待ち遠しくなるような、そんな自然で温かみに溢れた良書中の良書と言えます。

 

現在エリックはスピリチュアルガイドとして、特に彼と同様の自殺企図者や、深い悲しみの中にある人々をケアする活動をしています。その活躍は、エリーサによる「チャネリング・エリック」のブログサイトで読むこともできます(https://channelingerik.com/)。

 

 

同サイトより。生前のエリック。

死を恐れる方、死にたい方、大切な誰かを失った方に是非一度手に取っていただきたい特別な一冊です。