公安警官からIAM(間脳活性メソッド/ライオンあくび)という不思議な手法に転職した山本と申します。

 

さて

 

こちら

 

でも一部ご紹介させていただきましたが、去る10/22(2022年)

 

のワークショップに参加してまいりました。

 

きっかけは、3年程前に佐藤進一先生の関係者のお宅で、先生に(写真・向かって右)お会いした際、

 

■目下、「ヴィム・ホフ・メソッド」というアイスバスの資格を取得中。2℃くらいの水に2分程度体を沈めていると、心身が覚醒する。

 

■日本での認知度はまだ低いが、海外では広く知られており、特に伝説的サーファー「レイアード・ハミルトン」氏がアイスバスによって超人的な能力を発揮しているということでサーフィンをやる人々の間ではよく知られている。

 

というお話しを伺い、寒さが大の苦手であるにも関わらず「取得されましたら是非お誘いください。」などと口走ってしまったことをばっちり覚えていてくださり🤣

 

ありがたくも、本当にお誘いくださったのでした。ちなみに佐藤進一先生

 

 

は、千葉県の東金整形外科の院長先生であり、元々瞑想イベントでお会いし、過去には駒川先生によるIAM施術会(旧BSセラピー)にもお越しくださったのでした。

 

東金と言えば●県警察学校が所在し、そのすぐ傍らでご開業されているということで「警察学校の生徒たちが度々『…加療2週間とか診断書書いてもらえるとありがたいんですけど🙏』とか言ってくるんです。」などと、元当事者としてはなかなか笑えないお話をしてくださったことで親近感がわいたのでした。

 

事前のZoomミーティングなどでもお話しを伺い、佐藤先生の著作

 

 

 

 

も拝読していましたが、当日が近づくと「ホントに2℃の水なんかに入るんか⁈やめるなら今だぞ!」と段々憂鬱な気分となっていきました。

 

「生きて帰ったらまたよろしく😅」と知人らに挨拶して迎えた当日(@鎌倉山某所)は満員の10名が参加。

 

しかし会場でまず驚いたことは、二人のインストラクター(Dr.佐藤氏&レンス氏《日本在住歴16年のオランダの方です》)を始め、そこで出会った皆さんの脳幹活性度の異様な高さ。圧倒されるような爽やかかつ解放的なエネルギーと開かれたハートのエネルギー集団だったのです。

 

何なんだこのひとびとは!と訝しんだのもそのはず、この日は10名中7名が

 

マンサンダル開発者・坂田満(通称manさん)氏と、彼の一声により参加したメンバー7名であることが判明しました。皆さまはだしでのクライマー、水シャワー実践者や元プロスポーツ選手、山岳ガイド、ヨガティーチャー、自然農法実践者等々、強豪メンバーが揃いも揃っていたのでした。

 

よく見ると皆さん半袖短パン、そしてはだし!もちろん全員が完全ノーマスクであることは言うまでもありません。慌てて靴下を脱ぐ残念な自分🤣!

 

自己紹介は自分がトップバッターでしたが、

※画像は両インストラクター及び参加者全員の許可のもと掲載しています

 

「この集団の中で隠し事必要なし」

と判断し、直球ストレートかつ簡潔に自分の身の上を話したのでした。

おかげ様でこれは皆さんに喜ばれ、場の中にすっと溶け込むことができたのでした。

 

予想どおり自己紹介が一周済む頃には、レンス氏が呆然としながら「…圧倒された。何を言うか忘れた。」と言葉を詰まらせ、Dr.佐藤氏も「今日は…イケるね!」とレンス氏と何かを示し合わせていたのでした。

 

かくして、当日のWSは全てが過熱/加圧気味に遂行されることとなったようなのでした。

 

 驚異1~世界最高峰の一つの米・研究機関が認めながらも沈黙

 

午前中に行われたレクチャーの中で特に印象深かったことを二点だけご紹介します。

 

一つ目はムー的に興味深いお話し。

※「ムー」に対する個人的意見はこちら

 

我々が行うアイスバスが世に広まる元となったヴィム・ホフ氏(63歳・オランダ人男性)の超人ぶりの詳細については先にご紹介の佐藤先生の著作

 

 

 

や、各種ソースに譲らせていただきますが

 

寒冷環境への驚異的な適応を示すヴィム・ホフ氏の身体を検証したニューヨークのファインスタイン医学研究所(スタッフ数百名で予算100億円~)の研究者達が、ヴィム・ホフ氏のみならず、彼のメソッドを実践する人々までも極めて高い免疫力を保持していることを明らかにし、現場の研究者たちは「ぜひ更なる研究をさせてくれ」と口々に絶賛しました。

 

ところが、

その後同機関からは一切連絡がなかったとのこと。つまりこの研究所も、呼吸法や寒冷暴露などお金が掛からず誰でも出来る方法で驚異的な健康を手に入れられては困る集団であったということです。医者も薬も必要としない人々を生み出す研究には予算が下りないというお話しでした。

 

つまり、ヴィム・ホフ氏の手法は本物である証拠とも言うことが出来ます。

 

 驚異2~娘を忘れた認知症の母が職場復帰

 

この二つ目のDr.佐藤氏ご本人のエピソードだけはどうしても発信したいと思い、この記事を書いています。Dr.佐藤氏は元々すべり症の手術(2018年)

※出典~佐藤進一著「ヴィム・ホフ・メソッド実践マニュアル」

 

により麻痺した左足がアイスバスで解消したことをきっかけに、オランダを往復してまでインストラクターを取得するに至った方ですが、

 

その佐藤先生のお母さまが認知症となり、娘さまを忘却してしまわれたそうです。

その時先生がお母さまにさせたことはこれだけです。

 

■ひざ下のみ

■15℃以下の水に3分間

■以上を週5回以上

 

こんなに簡単なコールドバスで症状が解消したのみならず、なんと職場復帰!

 

※Dr.佐藤氏より許可を得て掲載しています

 

現在では、働き過ぎて年金が減額されないようセーブするのが大変なんだそうです。

この話は講演会等で話すと質問等で収集がつかなくなるくらい反響が大きいとのこと。

 

かなりハードルが低い上、コスト・リスクの低い方法だと思います。これをお読みの方は、ぜひこのことだけは多くの人々にお伝えいただければ幸いです。

 

 呼吸法の怪

 

アイスバスに入る前に、特殊な呼吸法(過換気と無呼吸)を全員で実施しました。

※画像は両インストラクター及び参加者全員の許可のもと掲載しています

 

これには、低CO2と低O2状態を行き来することで血液をアルカリ化させ、痛みの閾値を上げる、つまり痛み/寒冷がより楽に乗り越えられるようになる効果があるとのこと。

 

この特殊な呼吸法。これだけでもトリップがあります。

 

目を閉じた瞬間に変性意識状態に移行し、景色が真っ白となり

無音となる不思議な瞬間が訪れ

その後、慈愛の塊としか表現できないような黄金の塊というか「場」が訪れ、弾ける

 

等という体験がありました。

この呼吸法だけでも体験する価値があります。ほんの20分くらいのワークだと感じていましたが、実際には1時間も経過していたと言いますから驚きです。

 

 体験しないと分からない世界~アイスバス

 

昼を挟み、午後からアイスバスです。二人一組でどんどん進みます。

※氷の浮いた1~2℃のバス。こんなものに入るとは。これまでの自分なら狂気の沙汰🤣

 

山本「呼吸法で痛みの閾値を上げたって、あれからもう2時間近くも経っていますよ!🤣」

Dr.佐藤「大丈夫です。6時間くらいあれの効果は持ちます👍」

 

山本「アイスバスの隣にバケツ置いてもらえませんか?ショックで吐くかもしれません!🤣」

Dr.佐藤「ビビり過ぎです。これまで(200名以上教えてきましたが)、吐いた人は一人もいません👍」

 

勇気ある一組目にチャレンジした仮称Aさん。最初の30秒くらいは辛いです

最初唸っているAさんを見て思わず「がんばれ…🙏」と震える手を合わせる自分…。※Aさんの体験記はこちら

 

しかし30秒が過ぎると表情が一変。これには驚愕。

 

どんどん進んで自分の番が来ます。

元プロスポーツ選手とトライです。ちなみにこの業界(健康系/スピ系業界)の男性は普段はふんどしだと言う方多数です。man氏はふんどしを広めるワークショップまで開催しています。どこまで流石なんだろう…。

 

「すべてに抵抗するのをやめる」。それだけを胸に。死んだ気になって。

 

①Dr.佐藤氏による「安心」文言を聞きながら一気にするっと入る。

※画像は全て両インストラクター及び参加者全員の許可のもと掲載しています

 

②死にそうな30秒間

 

③ギアが切り替わる。突然楽になる。意識がクリアに。

 

④苦行を称え合うふたり(全身真っ赤)

 

この後は、ホーススタンス(騎馬立ち)と呼ばれる体操で身体を温めます。

警●学校みたいな風景だな

 

※画像は全て両インストラクター及び参加者全員の許可のもと掲載しています

 

どこまでも余裕な両インストラクター

 

この後、しっかり身体が温まってから後ろに見えるドーム(フィンランド式サウナ)に入りシェア会です。

 

意外と中は広い

 

 文字通り目が覚めた

 

このアイスバスWSはこれまで体験してきた数多のWSの中でも間違いなくトップ3に入るもので、色々な意味でとてつもないポテンシャルを感じるものでした。

 

率直に、文字通り目が覚めました。憑き物が落ちたような感じです(実際そうした意味での効果も高いと感じました。禊です)。

 

単なるいちWSを越え、何かの通過儀礼を経たかのようでした。

 

昔シャーリー・マクレーンのall in the playing

 

 

 という本の中に「肉体を持つことは神と一体化すること」という一節がありましたが、アイスバスを体験するには完璧に「今」にある身体を完全に信じ、ゆだね切るしかありません。今になってやっと、この一節の真意が理解できました。

 

WS翌日、これまで自分がメモしてきた霊的理想や努力目標などを描いたノートを見返した時、それらがたった一言で集約されることを理解しました。そして「全部要らないや」と書いたものを捨ててしまいました。

 

WSから数日を経ても生まれ変わったような不思議な感覚が続き、迷いがよりなくなり、感覚や内なるヴィジョンに変化が訪れました。

 

自他共に認める寒がりでしたが、10/22以降、毎朝バケツの水を3杯被るという習慣を継続するようになりました。そんなことでもやれば身体が温まり、爽快になるから不思議です。

 

以前の自分の感覚からすれば狂気の沙汰と言う他ありませんが、あの体験をあれ限りで過去のものにしてしまうことはあまりに勿体ないと感じ、やらざるを得ない感覚なのです。将来はもう少しレベルを上げて、水シャワーに移行したいものです。

 

身体的な短期的変化としては、寝る時に直ぐに身体が温まるようになりました。何よりも、手足は冷えようが体幹だけは冷えないということが体験を通して理解でき、「寒さ=恐怖」という公式にほころびが生じ始めました。まだ始めて10日にもなりませんから、これからゆっくり変化を観察していきたいと思います。

 

アイスバスの理学的な説明としては、過剰なストレスに晒されている現代人はセロトニンにある種のタンパク質複合体が張り付き、セロトニン受容体で受容されづらい状況となっており

 

これがアイスバスの刺激で出たアドレナリンの抗炎症作用でセロトニンと結合した先のタンパク質複合体が剥がれることでセロトニンが解放され、受容されやすくなるというメカニズムが働いているそうです(ちなみに、3℃のアイスバス2分でのアドレナリンの放出量は、初めてのバンジージャンプ50mに匹敵し、しかも何回やってもそれなりに分泌されるそうです)。

 

その意味で、もともと鬱傾向の方ほど、セロトニンが大量に解き放たれて幸福感を得やすいとのことで、実際レンス氏も鬱病の大幅な好転がきっかけでインストラクターを取得するに至ったというお話しもありました。アイスバスのインストラクターの実に半数がそうした方々だと言うのです。

 

Dr.佐藤氏お勧めの

 

 

amazonですごい値段がついてますが、近所の図書館で借りることができました。

 

また、今回は特に当WSを通してすばらしい人々と知り合えたことが光栄であり、非常に大きな喜びでした。私はマンサンダルについてはこの日初めて知ったのですが、自分の周辺者ではほぼ皆さんご存知でした😅

 

丁度この夏、履き心地のよいサンダルを見つけて喜んで履いていたのですが、「わらじや下駄で生活できたらどんなに気持ちいいだろう」と繰り返し考えていた矢先であったこともあり、このmanさんが主導しているサンダルや足半(あしなか)というわらじや、その周辺者の方々が主催しているそうした履物での筑波山登りや各種企画に非常に魅了されたのでした。

※マンサンダル、足半、その他のWSはこちら

 

Dr.佐藤氏曰く、

「ヴィム・ホフ・メソッドとマンサンダルでは環境の刺激をダイレクトに受けて、それに適応するという意味で両者は基本理念が殆ど同じ。マンサンダルは足の裏のレセプター、ヴィム・ホフは肌の温痛感覚。」

参考

 

とのことで、はだし、あるいはそれに近い刺激に慣れた人々の心身の活性ぶりには問答無用で感嘆したのでした。今回の参加者の中には、毎朝はだしやマンサンダルで走る習慣を得てから精神的症状が大幅に好転したとお話しくださる方もおられました。これは先の佐藤先生のお話しを裏付けるものでもあります。

 

manさんお勧めの

 

 

アナスタシア(響きわたるシベリア杉シリーズ)が好きな方には特にお勧めです(図書館で借りられました)

 

結論として、今回の10/22で生まれ変わったかのような気持ちになりました。日本人は心も身体も破壊され尽くしていることを痛感する日々でしたが、今回集まった皆さまを見ているうちに、この国の将来はこんな人々が生きている限り大丈夫だという確信のような希望が湧いてきたのでした。

 

※画像は全て両インストラクター及び参加者全員の許可のもと掲載しています

 

まずは12/21のマンサンダルイベントには仲間らと参加してまいります。

 

年内のアイスバスWSにご興味のある方はこちら

 

IAM(間脳活性メソッド/ライオンあくび)はこちら