人文科学-心理学- 第11回の質問・感想 | 私らしさを大切にしよう! -自己発見、自己受容から自己成長そして平和な社会へ-

私らしさを大切にしよう! -自己発見、自己受容から自己成長そして平和な社会へ-

私らしさの心理学研究会代表 和泉光則のブロクです。
講習会などの情報の他、活動情報、日々の雑感などを
綴っていきます。

第11回授業は”臨床心理学”(心理カウンセリング)の話でした。心理学分野でとても大切なもののひとつであります。この授業では、精神疾患や障害について細かく説明するのではなく、先の授業で述べてきた「認知科学・行動科学」と「深層心理学」の二つの観点からの心理療法の一例として論理療法と精神分析的な療法について説明しました。そして童話ももたろうに出てくる3匹の行動の動機について考えてみました。

 

☆明確な正解がなく、深く考えるほど難しく感じてくる。

☆考え方ひとつで物事の見え方が変わってくるのだと思った。
 → そうそう。明確な診断も正解もない。だからこそ、様々な可能性を感じながらもそれらを保留し、クライエントの内面に興味をもって聴くことが大切なんですね。

 

☆サウンド・オブ・ミュージックにおけるトラップ大佐の心の変化に感動した。
 → フィクションではありますが、抑圧、否認、反動形成などの心的防衛がよく感じられる、そしてそこから解放されるプロセスがよくわかる作品ですね。

 

☆ありのままの自分を受け止めてくれる存在の大切さがわかった。
 → 人と人の信頼関係って、本当に大切。心から信頼し合える、って、なかなか難しいけれど、巡り会えたら素晴らしいことです。