昨日は”深層心理学”の話でした。
「感じること」すなわち思考とは別のところに湧いてくる気持ち・感情などについての話。基本は前回と同じく「過去の記憶」でした。
☆人は様々な防衛機制を働かせながら生きているのだと実感した。同時に、無意識ならば意識してもなかなか直せないのではないかと思った。
防衛機制は心を傷つきから守るために働くものと考えて良いでしょう。ただ、それは個人の内面を守るものなので、それが対人関係などで不適切に働いてしまうことも、十分あり得ると思います。そしてこれはその人の心のクセとなっているわけで、不適切だからといって簡単に取り去ることはできず、むしろそういう変化に対して”抵抗”が働くものかと。ただ、人にはふと防衛が出そうになったときにそれに気づく”j自我”の機能があって、上手に抑制しながら生きている、そう言えると思います。
☆快楽殺人などでは、意識的に犯罪を犯しているのだろうか?
これは一般論で括れないほど難しい議論で、”現実検討能力”などが絡んできますのでケースの個別性を考えなければ解釈を誤ってしまう可能性もあります。
犯罪だということを意識しながらあえて犯すわけなので、意識的な行為とも考えられます(中には衝動的にやってしまうものもあると思います)。でもその心の奥に、不適切な行為をあえて行う無意識レベルの衝動やそれを正当化しようとする気持ちがあるはず(そこには現実逃避も絡んでいるかもしれません)。そんな中で作り上げたその人だけの内的な世界を解き明かすことが大切になってきますね。
☆スライドの進行が早くて穴埋めを書ききれなかった。
授業に集中してもらおうと、”キャンパスライフエンジン”にて穴埋めの回答入りpdfを配布しているのでそちらで確認してください。でも、やっぱり穴埋めがきになりますよね。次回から、書き込む時間をもう少し意識して進行します!