6月14日の授業は、認知科学・行動科学の話でした。
出席用紙に書いてくれた質問・感想の中からいくつか紹介してみます。
〇あのいじわる問題の連続は、ちょっと腹が立った。
まぁそう言わず、授業を楽しんでくださーい(^^;
〇あのいじわる問題の連続には、どんな意味があるのか?
馴染みのない問題に出くわしたら、なかなか解けない。だけど一度経験したら次はすぐ見つけられる。コンピュータにはない”学習”の効果なわけです。
いろいろな経験を興味をもって体験して、幅広い視野をもちたいですね。
〇サザエさんの歌を先生が歌ってくれたらもっとよかったかも。
そうでしたか。では今度、 ・・・いやそれはちょっと恥ずかしい(笑)
〇ウォーミングアップ・ワークに他の人がどんなことを書いているか、興味がある。
うんうん、みんなでシェアすれば楽しいです。ただこの授業は”自分の考えを晒したくない”人にも配慮して、見ず知らずの人とのシェアをしないようにしているのです。なのでぜひ友だちと見せ合ったりして楽しんでください。
〇心理学は答えのないものを追及している感じがして不思議だ。
心は科学で解き明かせるようにはっきりしたものではないですね。「我思う、故に我在り」まで突き詰めてみても、じゃその”我”とはなんだ?に答えも出るはずもなく。。。
じゃ、自然科学はというと、実際は同じだったりする。たとえばニュートンの言う”万有引力”が存在するのかどうかも、実は確かめられず、状況証拠の積み重ねしかないわけで。。。
答えのないものにどう折り合いをつけるか、が学問の難しさと言えるのかも知れないですね。