さて久々にエロルヤ光線銃のターン。前回
までに提示した、疑問に関しては調査しているものの進展は全くなし。
一応噂程度なんですけど、ナショナル主導のキャンペーンの一環で行われた
くじ引きの景品としてキッドライトが配られたのでは?という話を聞いたので
「くじの景品として作られたのが初期型(撮影にも使用)で、
その後リニューアルして製品版として売られたのが後期型」
という仮説も成り立つのかな、という感じですけどどうなんでしょうねぇ?
ネット上で拾ったキャンペーン関係の広告各種。
一番下は海底魔王ネルゴン編導入時の広告で、この広告でキッドは
恐らく初期型らしきエロルヤ光線銃を二丁構えていますが…?
こんな感じでちょい手詰まり感があるのですが自分以外のところでちょいと動きが。
2024年1月9日のテレビ東京系・なんでも鑑定団の番組中、出張鑑定のコーナーにて
キッドライトが取り上げられた、との事。しかも出品者さんはキッドのコスプレまで決めて
…見逃したんじゃドチクショー!!(こら)
それによると本人評価額16万円に対し評価額10万円。公式HPでは
「「ナショナルキッド」は団塊の世代に知らない人はいないくらいのスーパーヒーロー。
相当売れたと思われるが、なぜか市場に出てこない。」
とのコメントが添えられています。
…うーん、これは(マニアはファンはともかく)一般的にはナショナルキッドが
「忘れ去られた」という事なのでは?と思っています。
だからこの懐中電灯が手元にあってもそれがエロルヤ光線銃だと認識出来ない。
出来ないから忘れられたまま死蔵されたり処分されてしまう。
そして再び日の目を見る事ができない、という事なんだと思います。
まぁウルトラマンよりも古いキャラクターですからね。
そういう意味でナショナルキッドは正に「時代に寄り添った」キャラクターであり、
時代と共に去り行くのはもはや宿命なんだと思っています。
戦後わずか15年。時代背景を考えればこんな凄い番組が世に出ていた事に
驚きを隠せませんがそれが当時の日本人の力だったのかな、と。
てな事考えてたら某メルカ○に早速出品が。
鑑定団に出た以上出品があるかも、と思い警戒してたのが幸いしました。
今回はちょっと自分には手が出ませんが鮮明な詳細画像がアップされたので
とりあえずうちの個体と比較してみます。
正面のレンズ周辺。上二枚が後期型、下一枚がうちの恐らく初期型。
反射板の有無とレンズ形状、電球の位置がまるで違います。
電球自体も初期型より大きくなっています。
明らかに商品の仕様として性能が上がっている印象。なによりカッコよくなってますw
劇中でのエロルヤ光線銃。この銃の謎が解き明かされる日は来るのでしょうか?
とりあえず今回はここまでという事で以下オマケ。
最近ナショナルのトランジスタラジオ「T-11」を入手しました。
これ、劇中でキッドを召喚するアイデム、マジックラジオとして使われていたものです。
劇中でのマジックラジオ。
当時のカタログによると七千円もするシロモノだったそうで、
子供が欲しがってもおいそれと買い与える訳にはいかなかったでしょうね。
マジックラジオとエロルヤ光線銃でナショナルキッドスターターセットw
当時の子供が夢に見た二大アイデム揃い踏み!!