もう一人の日本の才能・無良が金メダル獲得 | WFS JAPAN

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Another Japan’s talent Mura takes Grand Prix gold


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日本は多くの才能が犇めき合い、そしてハイクラスのスケーター達がフィギュアスケート界に感銘を与え続けている。無良崇人は間違いなくそのうちの一人であろう。

昨日エリックボンパールでのFS、彼は“Shogun”をクアドルプルトゥからパフォーマンスを開始し、トリプルルッツ-トリプルトゥ、そしてトリプルアクセルと続けた。無良はもう一つのトリプルアクセルを含む他4つのトリプルジャンプを決めた。彼はシーズンベストとなるFSスコア154.03ポイントを獲得し、トータル230.68ポイントとしてSP第2位から順位を上げ初めてのGPメダル、金メダルを手にした。

『昨年やそれ以前の事を考えると、優勝できるなんて想像もできなかったです。とても驚いています。』と彼は言った。『今回の優勝は僕に、トップにより近づくことが出来るという可能性を与えてくれました。ジャッジは僕をある程度のレベルのスケーターだという目で見ていましたが、これからはGP優勝者として見られることになると思います。』

前夜のリーダー、アメリカのジェレミー・アボットはトータル227.63ポイントで第2位、そしてフランスのフローラン・アモディオがトータル214.25ポイントでSP第7位から順位を上げての銅メダルを獲得した。


パリの観衆はスタンディングオベーションでトゥクタミシェワを歓迎した

女子シングル。アメリカのアシュリー・ワグナーがトータル190.63ポイントで優勝。ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ(179.62ポイント)、ユリア・リプニツカヤ(179.31ポイント)がそれぞれ銀メダルと銅メダルを獲得。


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ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ。故障の後も最高の形を成長させ続けている彼女の、エリックボンパールでの成功したパフォーマンスは信念からのものだった。エリザベータは再び強いキャラクターを持ち、昨夕の女子パフォーマンスの中で最も複雑なFSを、素晴らしいパフォーマンスをもって見せた。

フランスの観衆は彼女のパフォーマンスに魅了され、それにふさわしいスタンディングオベーションを持って彼女を迎えた。

トゥクタミシェワはトリプルルッツ-トリプルトゥのコンビネーション、ダブルアクセル-トリプルトゥ、そして他3つのトリプルジャンプを決め、獲得したFSスコアはシーズンベストの121.36ポイント。15歳の彼女のトータルスコアは179.62ポイントとなり、SPから順位を一つ上げての銀メダルとなった。

『プログラムが終わるころには私は湧きあがる感情に圧倒されていました。それまでのジャンプを全て決めることが出来てたのでとても嬉しかったのです。後ダブルアクセルだけが残っていましたが、それも成功しました。これは自分自身に対する大きな勝利です。心の底から欲していたんです。でも期待はしていませんでした。』とエリザベータはメディアに語った。


Trophee Eric Bompard 2012 – All results>>> ☆☆☆