フィギュア界を大きく変えたい アレクセイ・ミーシン | WFS JAPAN

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Alexei Mishin: “I would make a lot of changes in figure skating”


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著名なフィギュアスケートコーチであるアレクセイ・ミーシンは、現在のフィギュアスケートのルールにいくつか不満を持っていると言った。
『私は現行のルールを大きく変えたい。たとえば現在、スケーターは“ブロック”と呼ばれる難しいターンをやらなければいけない。それをとても早いスピードでやるのだ。しかしスピードに乗るということはエッジが浅い状態だということだ。私の考えでは、スケートではエッジは深くあるべきなのだ---最初から最後まで、滑走する。これはフィギュアスケートのブレードの形を前提としている---尖りすぎず丸みを帯びたもの。他にも沢山矛盾はあるがね。”とミーシンはSport-Expressに語った。

ミーシンはまたバンクーバーオリンピックチャンピオンであるエバン・ライサチェクの競技復帰ついてもコメントした。

『全ての競技会で勝利を収めたような素晴らしいアスリートが復帰する時、彼らは人間の能力の限界に達しているもんだ。』

『プロフェッショナルとして言うならば、私はライサチェクがどんなスピンをしようが気にしない。クアドやトリプルアクセルを跳ぶのかどうかも気にしない。彼が復帰するという事実が私に興味を抱かせるだけだ。』