われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記 -16ページ目

われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記

週末は奥多摩・東京近郊の山々をマウンテンバイクで駆けぬけ、休みには全国(世界?)各地へツーリングに行くWFRの日記 メンバー絶賛募集中!

$われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記-Judy SL

大西さんが使ってたと云われるJudy SL(多分2002年式)。
遂にお別れの日がやって参りました。

せっかくだから分解してみよう。


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クラウンのキャップを外すと早速凄まじい匂いが。

ツーリングで大体の悪臭には慣れてたつもりだけど、早速心が折れかける。


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冗談ではなく吐き気を感じてくる。うへー^^。

20mm分のプラスチックのトラベルスペーサーも若干、変形しかけてました。



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インナーチューブ。

コーティングが剥がれてる・・。
もうちょっとサグとっとくべきだったかなぁ。



とりあえずダンパーもなんも灯油に入れて洗浄しておく。

ダストシールなど細々としたものを交換するのは面倒(ていうか無理?)なので現状維持。
新しいオイルだけ入れておきますか。
オイル新品にすればいくらかマシになるはず。

ばね交換できたらかなり変わるのかな・・どうなんだろう。



大西さんがどれくらこのJudySLで走ってたかは存じませんが、
部室に捨て置かれていたJudyで橋本は山サイを10数回、ツーリングで1000km弱走りましたので
試しに走ってみる分にはこれでも大丈夫(多分)ですヨ。

オイル入れ終わったら部室に置いておくので、誰か使いたかったら使うのがいいです。
ディスクはISマウント、Vブレーキ台座有り、トラベル100mm、コラム長18.5cm程デス。
サマーツーリング11日目。晴れ。
5:00起床。この日は朝食の当番で、炊飯を担当する予定だったが、寝袋の片付けに手間取っている間に金川さんが焚いてしまっていた。
申し訳ないです。

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朝食を食べて、8:00出発。
何時もの如くセイコーマートで食糧補給、羅臼へ向かう。
この日から先発隊に復帰しました。

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9:00頃、標津サーモン科学館へ。
ハクチョウとカモがいました。

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それを撮る橋本さん。
水族館があったのでそこを見学。開館時間前から待っていると、少し早めに入れてくれた。

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魚に触れられるコーナーもあった。

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上の写真はドクターフィッシュ。皮膚の角質を食べてくれる魚。

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チョウザメ。歯のないサメ。指を入れると吸いついてくる。

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在ったら撮るよねこのパネル。

思いのほか楽しめた。
最上階の展望台からは国後島が良く見えた。

10:00頃再出発。ここから羅臼まで40kmの間何もないらしいので、再びセイコーマートに寄り補給。
――そうは言っても何かあるだろうと思っていたが甘かった。何もなかった。

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たぶん初めてになると思われる路肩休憩。
近くのバス停にて一服。いつの間にか眠ってしまった。

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そういえばここに来るまでに、海に飛び込むように道が続いていると錯覚する下り坂があった。
素直に感動した。

30分ほど休み、再起動。
途中、急な下り坂にトンネルがあり、風も強く真っ暗だったため、かなり怖い思いをした。
羅臼到着直前の長い下り坂は非常に快適。

13:30、目的地羅臼に入る。

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ライダーハウス『いっぺん来て見なか』に拠点を置く。
荷物を下ろし、昼食を食べに出発。

道の駅でトド肉が食べられると聞いて訪れたものの、非常に微妙な感じだったので別の店へ。

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『純の番屋』にておすすめメニューの『北の国から定食』を注文。

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1550円とちょっと値が張ったものの、値段に見合う味であった。
全皿美味。煮つけとかめちゃくちゃうまかった。

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ゆっくり食べて、16:00頃店を出る。

一度道の駅を経由して風呂へ。この日は無料(?)の温泉『熊の湯』へ。
凄まじく熱かった。
ここはどうやら近隣の方々の憩いの場だったようだ。

風呂から上がり、いつも通り買い出し班と洗濯班に分かれて行動。
洗濯班の僕らはランドリーへ。

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ランドリーの乾燥機がポンコツ過ぎて、1時間ほど駐留。
乾燥機がUFOキャッチャーに思えた。
帰宅ののち夕食。本日のメニューはハヤシライス。

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幹事長案のカレーは却下されたようです。
大満足な出来でした。
ダラダラして、23:00頃就寝。
明日は距離こそ短いが峠が急勾配。大変そうです。

つづく


本日の走行距離:83.10km
累計走行距離 :814.03km
マラリア予防薬の話

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 今回は伝染病対策としていろいろと対策を取りました。黄熱病、破傷風などの予防接種はもちろん、マラリア予防の薬も服用することにしました。

 マラリア予防薬の代表的なものは以下の通り。

メファキン(Mefloquine)

   メリット
         週一回一錠の内服でよい
         日本で正式に認可を受けている
         重篤な副反応は殆どない安全な薬
   デメリット
         精神的な副反応が比較的多く認められる
         服用の期間が長い
         (渡航する一週間前から服用し、危険地域を出てからも四週間の服用が必要)

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マラロン(Atovaquone/Proguanil)

   メリット
         服用の期間が短い
         精神的な副反応がなく、重篤な副反応の報告も殆どない
         タイ、ミャンマーなどのメフロキン耐性地域でも効果がある
         副反応による中断例が殆どない
         国際的にはマラリア予防薬の中心
   デメリット
         日本で正式な認可はされていない
         毎日服用するために高価
         妊婦に対する安全性についてはまだ検証されてない

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ビブラマイシン(Doxycycline)

   メリット
         非常に安価
         タイ、ミャンマーなどのメフロキン耐性地域でも効果がある
   デメリット
         日本でも販売されているが、マラリア予防と治療については国の認可は下りていない
         服用期間が長く、総量として大量の服用となる
         光線過敏症を起こすため、日光を避ける必要がある
         テトラサイクリン系の抗生物質をのため、下痢や肝障害を起こす可能性がある。

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                                (薬を処方した医院の説明による)     
 

 ナガシマはメファキンを、イトウ氏はマラロンを服用しました。マラロンの副作用は無かったらしいのですが、メファキンは副作用と思われる症状が現れました。
 
 メファキン特有の精神的な副作用(悪夢、幻覚、幻聴、焦燥感)などは現れなかったものの、服用一週間目から、めまい、吐き気、動悸といった症状が現れました。そして、乗り物酔いにもなりやすくなりました。旅程を考えると9週間も飲まなくてはならず、結局、約二ヵ月近くこの症状に悩まされることになりました。現在、飲み終わって2週間経ちますが、まだ少し副作用と思われる症状が出ています。
 
 そこで個人的な意見としては、メファキンはお勧めできません。値段は高くてもマラロンを飲むことをお勧めします。ビブラマイシンについては、非常用の治療薬としては購入しましたが、服用していないので何とも言えません。

 ちなみに予防薬を飲んでいたとしても100%予防できるわけではないらしいです。現地に長年いる人(サファリ宿経営の欧米人)に聞いたところ、予防のための服用はしていない(薬によってはできない)らしい。普段予防薬は飲まずに、マラリアの初期症状が現れたら直ちに検査し、陽性だったときにのみ治療薬としてマラリア予防薬を飲むのだそうです。またダルエスサラームなど都市部で人が密集する地域はマラリアに感染する確率が多くなるのですが、高地では蚊も少ないので感染のリスクは少なくなるとのことでした。

 今回は万一マラリアに感染した時のために、簡易検査キットも購入しました。

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 自分で採血して、マラリアかどうかを判断するものです。幸い使用することはありませんでしたが、これはあくまでも非常用ですので、「マラリアかな」と思ったら直ちに、近くの医療機関に直行して診察してもらうことが大切です。

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 ちなみにタンザニア人はマラリアにかかりにくいらしい。かかったとしても、このビターレモンを飲んで直してしまうのです。キニーネ入りのこのドリンク、独特の苦みがあってウマい!お試しあれ!











8月29日

 いよいよ出発の日。たくさんの思い出を背負って日本にむけて出国します。あー、和食喰いてー。たった三週間なのに、なんだか日本が恋しくなってしまいました。と、ここで安心できないのがアフリカ。最後の最後でトラブル発生。
 
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 空港までタクシーで移動。ここまでは順調でした。運航スケジュールを見る。
「えーと、カタール航空は……」








「あった」 o(^▽^)o








「よし、これで出国できる!」

 そしてチェックインの時、荷物の重さを量ってみると、なんと10kgオーバー。そんなに土産物を買い込んだつもりではなかったのですが大幅にオーバーしていたのです。イトウ氏も5kg以上オーバー。でも成田ではプラス5kgまでサービスしてくれたし、超過料金をすこし払えば許してもらえるだろうと考えいたのですが、ナガシマの超過料金はなんと250ドル。イトウ氏も150ドル。きっちり取られてしまいました。ここで問題となったのは支払いが米ドル現金のみとのこと。


「そんなに現金もってないよぉ~」



 いやドル札少しとトラベラーズチェックは持っていたですが、空港内では両替できる銀行はないらしい。さて困った。すぐにイトウ氏のクレジットカードのキャッシング枠のことを思い出しました。ATMでタンザニアシリングを引き出し、ドルに両替する作戦。すぐにATMにカードを挿入し、現金の引き出しにかかりました。

 しかし!ここで第二のトラブル発生。ATMの操作でもたついていたら、「取引時間の制限時間オーバー」みたいな表示が現れ、クレジットカードが機械に回収されてしまいました。どうやら、機械の防犯機能が作動してしまったらしい。必死で機械のボタンを連打するイトウ氏……。しかし無情にも突き返される。とにかく銀行の人に頼んで取り出してもらわなくは。ここの時点で出発まであと一時間を切っていました。さすがに焦りが出始めました。

 しかし!運の悪いことにこの日は日曜日でした。銀行の人は明日しか来れないといわれ、クレジットカードは諦めるしかなくなりました。さーて、どうしよう。いまさらダルエスサラーム市内に戻ってトラベラーズチェックを両替する時間はない。

 よし、有り金全部出して何とか乗せてもらおう。そう腹を決めて、チェックインカウンターに向かいました。

 しかし!ここで第三のトラブル発生!なんと頼みの綱の最後の手持ちのドル札が旧札だったのです。日本で確認しておくべきだった……。当然航空会社としても受け取れないとのこと。今度こそマジでヤバい!出発まであと20分しかない!カウンターの人は相手にしてくれなかったので、マネージャーらしき人にすがりついて頼みこみました。すると特別にディスカウントをしてくれました。
 
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 最後のドタバタの末、何とか出国できました。飛行機の座席に座った時は、もー何というか、気が抜けたというか、燃え尽きた感じがしました。


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 そして、ついに30時間の移動の後に成田に到着。ロビーでお茶漬けを食べた時には涙が出そうでした。そして旅が終わったことを実感しました。まず思ったことは、やはりアフリカは格段にレベルが違うといこと。海外旅行では上級の部類に入るのではないでしょうか。スリランカの時とは疲労の度合いが全然違うのです。もう、神経がズタズタになった気がしまいました。
 しかし、タンザニアを選んだことは後悔していません。むしろエクサイティングな旅ができて十分楽しめました。大変だった分、得るものも大きかったと思います。そして、アフリカをツーリングしたことによって(たったの3週間ですが。すみません)、自分の中の、何というか、物事に対する許容の範囲?というものが大幅に広がった気がしました。そして、それによって少しだけ自信がつきました。
 きっと後で思い起こすと、すっごい懐かしく感じるんだろうな。(終)


 この3日後、イトウ、ナガシマはWFRの仲間と共に北海道へ向けて再び旅立ちました。今度は国内ツーリング!(そちらの詳細はハシモト、タニが書いてくれていますので、どうぞお楽しみください)


おまけ


8月28日

 アフリカツーリングも無事終了し、あとはパッキングと土産物を探すだけとなりました。長かったようで短かった三週間でした。最初は帰りの飛行機の出発までに戻ってこれるか心配でしたが、意外とタンザンハイウェイの状況が良かったため、予定的には余裕を持って旅を終えることができました。いやいやそれにしても2週間にしてはあまりにも充実していたなぁ。

 タンザニアのお土産と言えば、彫り物、ティンがティンガ絵画、コーヒーなど。いろいろ見て回りましたが、あまり日本人が喜びそうなものはない模様。
 最後に黒檀の工芸品を作っている工房が集まっているところがあるとタクシーの運ちゃんが教えてくれたので、行ってみることにしました。そしてそこで、黒檀の置物(本物の黒檀は高いのでレプリカ品も買った)、ティンがティンガ絵画などを買いました。ちなみにライオンの爪とかもひそかに売られていましたが、日本に持ち込んだらえらいことになりそうなのでやめました(明らかに違法ですからね)。あとマサイの槍とか。これも銃刀法に引っかかるので見るだけにしました。
 
 タンザニアと言えばキリマンジャロコーヒーを連想する人も多いと思いますが、現地で売っているコーヒーの殆どが、実は二級品あるいはそれ以下のものなのです。というのも、一級品の殆どが海外のマーケットに出されてしまうらしい。最高級の豆を生産しているにもかかわらず、現地の人はまずいコーヒーしか飲めない。こうした構図が残念ながら出来上がっているらしいです。実際に現地のカフェで飲んだコーヒーはうまくなかった(日本の缶コーヒーのほうがうまい)。

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ティンがティンガ工房にて



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アフリカの一部の地域では時間の表し方が違う(スワヒリ時間?)。たとえばこの時計のように、12時の位置が日本とは異なる。この場合、スワヒリ時間で昼の6時24分であるが、これは午後12時24分のことを指しています。最初はちょっと混乱するかも。

続く
8月27日

 とうとうダルエスラームに到着です。が、市内を自転車でウロウロするのは危険(治安的に)であると判断し、タクシーでホテルまで直行することになりました。ホテルのフロントでタクシーを頼んでもらいましたが、現れたタクシーはいわゆる

「白タク」

というものでした。つまり正規の登録をしていないもの。ガイドブックによれば白いナンバープレートは政府に届け出をしている正規のタクシーで、黄色いナンバープレートは一般車。大都市部では正規のタクシーがたくさん走っているようですが、田舎のほうではこうした「白タク」に頼るしかないそうです。法外な料金を請求したり、強盗団とつるんで悪事を働く者もいるらしい。
 
 まあ、ホテルが呼んだタクシーだし、大丈夫だろう、と自分らに言い聞かせて自転車をトランクに無理やり詰め込み、タクシーに乗り込みました。乗車すると運転手は
「カローラ」は「グッド」だの、「ランドクルーザー」は最高だの、いろいろ話しかけてきました。が、時折携帯電話で何か連絡を取るような仕草をしている。
「怪しいな…まさか仲間を呼んで、どこか人里離れたところへ連れていって強盗でもするんではないか」

そう思ってしまい。内心かなり不安になりました。

 運転手は相変わらず、電話をしています。でもスワヒリ語なのでわかりません。ふと外を見るとバイクに乗った男が妙にまとわりついてきました。こちらも片手運転で携帯電話で通話している。バイクが我々のタクシーの前に出ると、なんと、我々のドライバーと何か身振り手振りで合図をおくっているではありませんか!!そしてタクシの運ちゃんも携帯電話でそいつと話しているみたい。

 「ヤバい」

そう思い、すぐに手渡すための200ドルをポケットに移しました。脅されたときにすぐに出せるように。僕は運転席の真後ろに座っているため、ドライバーからは見えません。ついでに笛もポケットに忍ばせました。そうこうしているうちに、車は路肩に停車しました。

「なんのために止まったんだ!」

と言っても運転手は無言でドアを開け、後ろのほうへ行ってしましました。緊張感はMAXに達し、僕は臨戦態勢で運転手に対して睨みを利かせました。「最後の最後でやられてしまった。ほかの手段を考えるべきだった」そう思ったとき、


「トランクの荷物を見に行ってただけさ!」


といって、運転手はまた走りだしました。

 どうやら僕の考えすぎだったらしい。でも気は抜けません。




結局神経を尖らせたまま、ようやくホテルにたどり着きました。



「ふー」



全身の緊張がほぐれました。とりあえず何事もなくてよかった。

 



 実はこの時点でイトウ氏は風邪の症状を示しており、熱もあるらしい。ナガシマもマラリア予防薬の影響で朦朧としていました。かなり疲れているため、とりあえずホテルのベッドに倒れこみます。しばらく沈黙、今まで溜まっていた疲れが、ダルエスサラームに到着したという安心感を得たことでドッと流れ出してきたような気がしました。

 イトウ氏は一応マラリアの初期症状の疑いもあったため、市内で一番大きな病院で血液検査をすることにしました。

 病院は海に面した大きなものでしたが、建物はイギリス領時代のものと思われるものをそのまま利用しており、血液検査室も何やら医療器具が無造作に置かれた、頼りない感じのものでした。しかしここがタンザニアでは一番まともな病院らしい。発展途上国の医療の現場はまだ未発達であることを痛感しました。

で、検査室の壁には、ここで行われる血液検査の種類が書いてありました。マラリア、エイズなどなど。残念ながら、タンザニアではエイズがかなり広まっているとのこと。

無造作に置かれた器具。ほかの伝染病も同じ部屋で検査されている。……。

いろいろ考えた結果、ここでは検査はせず、もうひとつの病院をあたってみることにしました。


 今度は小さな診療所。しかしこちらは欧米の医師が常駐しているらしく、機材、設備もしっかりしています。どうやらインターナショナルスクール付属の診療施設らしく、やたらと子供や若者が多い。

ここなら安心だと思い。検査してみる。結果は

「陰性」

でした。よかった、これでマラリアの心配も消えました。で、請求額は

$73也!!!!!!

 たった数分の検査と問診でこの値段とは。日本の医療保険制度のありがたみがやっとわかった気がしました。現金では出せなかったので、クレジットで払いました。

 でもよく考えると、旅の途中で通り過ぎた村の人たちにとっては、なかなか払えるような金額ではありません。ちなみにタンザニアの平均寿命は55歳だそうです。医者にかかりたくても経済的な面で断念してしまうという現状があるのではないかと感じました。

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薬とおやつ

この日は近くのバーで飯を食い,泥のように眠りました。

続く
8月27日

 朝食をバスターミナル前の屋台でとり、出発することにしました。ターミナル前はオンボロのバスがけたたましくエンジンを鳴らしながら執着点の町へ向けて次々と出発していきます。朝方は涼しく気持ちがよいですが、漕いでいるうちにだんだんと蒸し暑くなってきました。
 ダルエスサラームに近づくにつれて人が増えてき、同時に治安の心配も増してきました。とうとうダルエスサラームまで200kmを切ってしまいました。
 
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 途中の小さな村で昼食を取ろうとしたとき、またもトラブル発生。ゲストハウスは無さそうで、うろうろしていると少年に小さな屋台を案内されました。なんとも怪しげな屋台で、何に漬けたのかは知りませんが、真っ赤になったチキンを揚げていました。唯一のメニューであるチキンとポテトを頼んだら相手は2300tzsを要求してきました。店の外の木陰に親切にテーブルと椅子を用意してくれたところまでは良かったのですが、ここでまたひと騒動です。今思うと妥当な値段だったような気もしますが、前日に今まで散々ボッタくられていたことに気づいてしまっていたので、何とかして値切ろうと必死になってしまいました。しかし相手もねばります。なかなか妥協点が見いだせません。値段交渉しているとだんだんと周りに人が集まってきてしまいました。ここで降参。この先の行程を考えると時間もないし、言い値で払いました。

 キャカという町に泊まる予定でしたが、沿道の人に聞くとそんな町は存在しないとのこと。どうもキバハという町と勘違いしていたらしい。キバハはダルエスサラームから30kmくらいのところにあるわりかし大きい町です。立派なバスターミナルがあり、さまざまな行き先を示したダラダラ(ミニバス)、長距離バスがごった返しています。警官に勧められた、町で一番大きなゲストハウス、というよりはホテルに泊まりました。設備はしっかりしていましたが、愛想が全くない。イリンガでもそうでしたが、フロントのスタッフは投げやりな感じで、なんだかうんざりしてしまいました。でも安全は確保されているので精神的にはだいぶ落ち着ける宿でした。レストランはありましたが、これもまたやっているんだかいないんだか…。チキンしかないいわれ、その唯一のメニューをいただきました。

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オブジェ?
われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記 結構豪華!



続く


サマーツーリング10日目。快晴。一言で言うと何にもない日。
6:00に起床。朝食は白米とコンソメスープ。

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チャリダーのお兄さん2人に見送られて8:00頃に出発。
因みにこの2人はしばらく一緒に行動することにしたらしい。我々とは逆回りで旅するとか。
途中セイコーマートで朝食をとっていたら抜かされてしまいました。

金川さんたちの強い要望から日本最東端の駅、東根室駅へ向かう。
この駅で線路が終わっているというわけではなく、このあたりで線路が折り返しているらしい。

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鉄っちゃん2人のテンションが上がった!

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記念撮影などをして再出発。
本日は途中までもと来た道を引き返し、中標津方面へ向かう。
大事をとってまた後発に加わる。

戻る道々、例のお兄さん達を何度か見かける。
こちらの休憩ポイントで悉く遭遇。
かなり先行していたが、途中でこちらの先発隊に抜かされたらしく、プライドが傷けられたらしい。
(お2人はロードバイク)

厚床まで33km戻ったところのセイコーマートで最後の合流。
ここからこの2人とは別の道へ。挨拶をして別れる。

別海、中春別方面の道路に入る。ここから大寺君が先頭。
途中、別海のドライブイン・ロマンにて昼食。

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ホタテバーガー、ジョッキ牛乳等々、斬新なメニューがたくさん。

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中でもポークチャップ。数cmの厚みがありました。

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14:00頃、ロマン出発。自分が先頭。
20kmくらい何の変哲もない道が続く。
大寺君が坂道でも平気な顔でガンガン登ってくる様子に驚いた。日勝の峠ではかなり大変そうだったのに。
やはり6日目にハンドルの高さを調整したのが功を奏したか。

中標津に到着。本日はここのキャンプ場で設営。
まず東武にて買い出し。マーボー茄子を作ることに。

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無駄に似合っている金川さん。

食材を持ってキャンプ場に向かう途中、ホテル併設の温泉にて入浴。
なんか高級そうな牛乳があったので飲んでみたところ、表面にチーズ状の膜ができていた。
期待したほどおいしくはなかった。

緑が丘森林公園キャンプ場に19:00頃到着。
今日は長嶋・金川・谷・寺田が食事当番。
調理中、金川さんから「料理は加水分解だからね」との名言が飛び出したのもこの日。

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20:00に夕食。

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幹事長、橋本さんと22:00頃まで雑談して、就寝。

明日は羅臼である。

つづく


本日の走行距離:87.27km
累計走行距離 :730.93km
8月26日

 とうとうゴールが見えてきました。ダルエスサラームまで200kmチョイです。植生も随分変わり、ヤシの木など熱帯の植物が多くなってきました。人工密度も上がってきました。

 昼飯を食ったとき、我々はあることに気づいてしまいました。今まで一食4000tzsくらい払っていたのに、今日はなんと1000tzsで食べることができてしまったのです。ずっとダルエスサラームの値段で払ってきてしまったのだが、ローカル値段ではその4分の1で食べられてしまう。うわー。今頃になって気付くとは。自分の愚かさに気づくとともに、悔しさが込み上げてきた。今までは、観光客値段でったとして受け止めるべきか、それとも単にボッたくられていたのであろうか。

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 夕飯はバーみたいなところで、ポテトと焼肉を食べました。飲み物も頼みました。いくらするのだろう、と思っていたら、なんと二人で2300tzsでした。いくらなんでもこれは安すぎるでないかな?でも、お釣りはちゃんと帰ってきたし、店の人もどこかへ行ってしまいました。こんなに安いものかと思ってゲストハウスに戻ってくると、事件は起きました。
 
 バーの店主がゲストハウスまで追いかけて来たのです。話を聞くと2300tzsは飲み物代だけだったらしい(ビールを飲んでいたのでこれは妥当か)。そして追加で20000tzs払えと要求されました。

「ハァ?」

どうやら向こうはこっちが食い逃げしたと思っているらしい。店主は強引に20000tzsをイトウ氏の財布から抜き取ると、お札をこちらに向けてヒラヒラさせてイヤミったらしい笑みを浮かべている。

とりあえず「返せ!」と言ったが、当然そんな簡単に返してくれるはずもありません。説得を試みたが「NO!」の一点張り。

とうとう頭に来て、大声を上げた。ゲストハウスの廊下でしばらくギャーギャーやっていると、宿のオーナーがやった来ました。それを察したのか、奴は10000tzsを放り出して出て行きました。とりあえず半分だけ取替したけど、結局夕飯で12300tzsもとられてしまいました。

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タンザニアの会計事情は興味深い。会計台のようなものがないのです。お金を管理するもの、例えば何か箱みたいなものがあるわけでもなく、みんなポケットにお金を入れています。ゲストハウスで格子付きの事務所があっても、そこは使わず、やはりポケットからお釣りを出したりします。それも会計係のような人がいるわけでもなく、それそれ従業員が勝手に会計作業を済ませてしまっているのです(自分のポケットで!)。帳簿みたいのは付けているのでしょうか、そもそも売上はどうやって管理し把握しているのでしょうか。もちろん領収書なんかはありません。

今回の事件が起きたバーでも飲み物と食べ物は別々に払う仕組みだったらしいのです。摩訶不思議なり。
 
続く

サマーツーリング9日目。晴れ。
5:00に起床し、朝食を作る。献立は白米とみそ汁。
7:00に出発。なかなか理想的である。
とりあえず霧多布の灯台へ。

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前日からであるが、前輪ハブの調子がどうもおかしく、走行中にカンカンと音がする。
とりあえず様子見のため、しばらく後発隊に加わることに。

マップルによると途中の昼食スポットは道の駅のみ。しかも高そうであった。
というわけで途中のセブンで昼食を購入。
11:30頃に道の駅着。昼食タイム。

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金川さんは豪華にも三色丼を頼む。うまそう。

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幹事長は一人外でカップ麺。そうしているうちに団体観光客が到着。

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幹事長やむなく中へ。
1時間後の12:30に再出発。根室駅へ。

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ここは日本最東端の有人駅らしい。鉄っちゃんの2人はテンションが上がっていた。
このあたりに来るとロシア語の標識が出現。本当に日本かと疑った。
13:30頃に根室半島を北まわりに出発。

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ここは凄い。左に水平線、右に地平線である。テンションがうなぎのぼり。
1時間ほどで納沙布岬に到着。北方領土がすぐそこに見えた。

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ロシアとの国境の灯台。

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岬には北方領土返還を訴えるモニュメントが多々。ちょっとやりすぎな気もした。
こちらで豚丼キャラメルなるものが売っていた。まだ1つも売れてなかったらしく、寺田君が初の購入者に。
食べさせてもらったが、味は微妙でした。

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記念撮影をして、16:00前に岬を発つ。帰りは太平洋側を行く。なかなか快適。

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根室に帰りついて買い出し。金川さんのチェーンが切れてしまったらしく、修理ついでにご教授いただいた。

銭湯に入って、明治公園に設営。
調理班が夕食を作っている間に金川さんと銭湯の乾燥機に詰め込んできた洗濯物を回収に。
どうやら多すぎて途中で乾燥機が止まってしまったらしい。
洗濯は生乾きの上、番台のおばちゃんにちょっと怒られた。
仕方ないので、そのまま近くのランドリーへ。
待ち時間に飲み物を買いに行って帰ってくると、ちょうどランドリーにいたチャリダーのお兄さんと金川さんが親しく話していた。その社交性に感服。

公園に戻ると一橋大4年の方と幹事長が話していた。
1人で北海道を回っているらしい。今日は彼もここ明治公園に泊まるとのこと。
そうこうしているうちに、先ほどのチャリダーのお兄さんも公園に来る。みんなここで泊まることに。

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夕食はラーメン。結構な量はあったが、うどんほど腹には溜まらなかった。

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夕食中、鉄っちゃん2人が鉄道話で盛り上がる。
どうやら常磐線の開始位置について討論をしていたようだった。

結局1:00頃に就寝となった。

つづく

本日の走行距離:114.43km
累計走行距離 :643.66km

■追記
翌朝チャリダーのお兄さんに、洗い物と食糧をテントから離れたところに放置していたことについて指摘をいただきました。申し訳ありませんでした、以後気をつけます。ありがとうございました。