いつもお世話になっております
ファイナンス稲門会事務局でございます
続いては、12月7日開催の運営委員を囲んでの昼食会
レポートをお届けします by 昼食会幹事・寺山さん
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本日の運営委員を囲んでの昼食会は、
AGSコンサルティング代表取締役社長 廣渡嘉秀氏
をお迎えして行われました
廣渡さんは、、会計士として監査をおこなうよりも
クライアントと協議し、その経営の手助けになること
に楽しみを感じてお仕事されているようです
今回も出席者から色々な質問が出ましたが、
以下、その一部をご紹介いたします
M&A事業では、最近はやはり海外案件が増えており、
海外子会社を持つ会社の案件では、
その海外にある子会社をチェックすることが大切だと強調されました。
そして、M&Aが成功するかどうかはM&A後のケアにかかっているそうです。
アジアへの投資については、一国への投資に偏るのは危険で、
リスクは分散させるべきとのことです。
また、日本の実効税率が高いため、香港やシンガポールを通じて事業展開する企業が多いとのことです。
驚いたことに、世界で事業展開している米国企業、例えば、グーグルやアップルなどのTaxは10%以下ということです。
日本の輸出企業がこの円高の中、税制面でも非常に厳しい立場にあることがうかがえました。
金融円滑法が終了する来年3月以降については、
大手銀行より、地銀のほうがより大きな影響を受ける可能性があるとのご指摘がありました。
また、“日本の国民性が古くから世界で存在感があると感じる”と仰っていました。
日本企業の真面目さ・丁寧さは、高度成長期の時は良かったが、
こだわり過ぎるところもある。
一方、海外企業は雑なところもあるため、
その間にサービスが生まれる可能性がある
…とのことです。
今回も和やかな雰囲気の中、大変勉強になる昼食会でした
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