ストコフスキー?知らない、と言われ、昔は・・・と感じた大学生による紹介

ストコフスキー?知らない、と言われ、昔は・・・と感じた大学生による紹介

ここでは主に、クラシック音楽のCD-R製盤や、CPOなどの知らない作曲家の曲、有名な曲の面白い演奏などを微力ながら紹介させてもらおうと思います。
ボキャブラリーが少ないので、あまり参考にならないかも・・・・

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すごーく久しぶりな更新ですね·····。。。
何年ぶり??申し訳ないです。。。

なんかあっという間に月日が過ぎ、更新する機会を逸しました(*_*)
申し訳ないです。。。

少しの就職浪人を経て、音楽業界に幸運にも就職出来、なんとか頑張っていまーす!

それで、スマホをHuaweiのMATE9にしたので、(初めてのアンドロイドスマホ)、ちょっとずつ、cdの紹介を復活したいと思います!(更新しやすくなったので)
まぁ、期待している人はいないと思うのですが、宜しくお願いします。。。。
(´・ω・`)
Guten Abend!!
2回連続で、エルガーのチェロ協奏曲から、外れるという(^ ^;
が、ちょっとご勘弁!!

先日、就活の一環で作文を書いたんですけど、字数制限で内容をかなりまとめたので、ちょっとせっかくなので、納得がいくまで書いてみようかなと。
ということで、書いてみますた(^ ^)
次回からは、ちゃんとエルガーのチェロ協奏曲の感想にします!!

タイトルは、「最近の公演をきいて」ですが、自分としては、この1年は立場が立場なので、今回は、「最近の演奏を聴いて」ということで。


「面白い時代になった」
最近の様々な演奏を聴いて、私はこう思いました。この半年は、大学生でもあったこともあり、以前のように頻繁には演奏会に行けない一方で、ネットラジオや録音などを通して、常に様々な国の演奏を聴きました。その中で、元々フルトヴェングラーが好きな自分としては、圧倒的カリスマを持ったカラヤン死後の80年代90年代を経て、国籍を問わず様々な指揮者が活躍している最近の状況に、カリスマ性のある指揮者がいないと感じる一方で、冒頭の感想を抱きました。

この半年に聴きに行った数少ない演奏会でも、二つ印象的な若手指揮者の演奏がありました。一つは、昨年末の東フィルとバッティストーニの第九です。彼は特に若い二十代ですが、自分はすでに東フィルと最初であるローマ三部作の演奏会の時から聴いているので、とても評価しています。そして、今回、満を持ちしての第九でしたが、1曲目の序曲と合わせて、ベートーヴェンの曲からまるでイタリア音楽のような歌わせ方や響きを作り出していることには、天賦の才を改めて感じました。改めて、今後、このコンビが楽しみだと思いました。
もう一つは2月のイェンセンと新日フィルの演奏会です。この日は、アレクサンドル・タローとのラヴェルのピアノ協奏曲が特に秀逸で、演奏後、第2楽章の美しさに皆感嘆していました。メインのチャイコフスキーの交響曲第5番は、シモノフのような少し西欧よりのロシア指揮者よりは、フェドセーエフやポリャンスキーのような個性的でロシア的な指揮者に少し近い、厚い響きとテンポを揺らしたロマン派的な演奏で、自分としては少し独特な指揮振りと合わせて印象的で、これからの更なる熟成に期待したいと思いました。今まで生で聴けてなかった分、ようやく今回、彼の個性と実力がうかがうことが出来ました。

彼ら以外にも、キリル・ペトレンコなど70年代出身の中堅指揮者、ティッチアーティなど80年代出身の若手指揮者は、とても充実してきました。バイロイト音楽祭のリングの演奏で一躍、時の人になったペトレンコは、今まで歌劇場での下積みが長かった分、今度は天下のヴィルトゥオーゾ・オーケストラ(悲しいなぁ)のベルリン・フィルの指揮者として、様々な交響曲の演奏をすることになります。また、80年代生まれのヤコブ・フルシャも、期待がかかります。日本の都響の指揮者陣の一人でもありますが、素晴らしく充実した演奏を聴かせてくれます。今度は、15年務めたノットの後任としてバンベルク響を振るので、チェコ系以外の作曲家の曲も取り上げる機会が増えるので、更なる活躍が期待されます。同じく30代のエストラーダは、フランクフルト放響の指揮者として活躍していますが、とても若々しく、力強くインテンポな演奏で、聴きごたえのある熱い演奏をします。一方で、50代の中堅の指揮者も、マンフレッド・ホーネックやティーレマン、パッパーノ、マルク・アルブレヒトなど、かつてと比べると層が厚くなったといえると思います。
また、一昔前までは少なかった、ヘンゲルブロックやアンドリュー・マンゼなど古楽器奏者出身の指揮者も増えました。特徴的なのは、彼らが、モダン・オケの指揮者として活躍するようになり、それが普通になってきた現状でしょう。かつては、「一時期のはやり。やがてすだれる」と言われた古楽器演奏ですが、今日、もはや市民権を得たといっても過言ではないでしょう。かつてそれを支えた指揮者のうち、アーノンクールとブリュッヘンはすでに亡くなられ、今ではインマゼールなどがいる一方で、これからの古楽器オケをけん引していく存在が未だいないのは、残念にも思います。
そして果ては、アニハーノフやアンドレ―スクなど西欧以外で活躍する指揮者などもいます。ピアニストとしても有名だったゾルタン・コチシュは、指揮者として活躍していますし、イヴァン・フィッシャーは西側でも活躍しています。アンドレ―スクやマンデアルなど、ルーマニアの指揮者はあまり西側では振りませんが、未だ素晴らしい演奏を聴かせてくれます。ロシアも、ユロフスキー兄弟などが活躍しており、弟のウラディミールは、ロンドンなどでも活躍しています。さらに北欧の指揮者が増えたことは特出すべきでしょう。元来、ハンガリーと同じく合唱王国でもあるバルト三国の指揮者、ヤルヴィ一家は特に、をはじめ、北欧出身の指揮者は増え、そして今や合唱界でも、バイエルン放送合唱団のダイクストラをはじめ、北欧合唱は今や重要な存在になりつつあります。
一方で残念なのは、かつてのようなオケと指揮者が長い関係を築くことがなくなったことです。ノットとバンベルク響は、例外とも言えるでしょう。また、オケも様々な指揮者を呼ぶようになりました。個人的には、室内管弦楽団は、迷走に近い気もします。ネゼ=セガンやユロフスキーといった大編成の曲を取り上げるのが得意な指揮者を呼ぶのは、もちろん良い演奏を生むときもありますが、個人的には”ストコフスキーと主兵との50年代のRCAの録音”を思い出して、(訂正。今改めて聴いたら、とてもストコフスキーらしい良い演奏だったorz ただ、”ストコフスキーは大編成の大きなサウンドの音楽を作る人なのに、あれみたいにすかすかなのは・・・、という意味で書いた表現でした)どうかなと思います。もちろん、既存の”室内管弦楽団”のイメージにとらわれる必要はないですが、自分たちの特徴や個性を活かせる指揮者がいないのか、と逆に疑問に思います。また、先ほど述べた通り、アーノンクールやブリュッヘン亡き後、古楽器オケを牽引する中堅の指揮者の不在は、大きいと思います。ヘンゲルブロックやマンゼのような古楽器奏者出身の指揮者がモダン・オケばかり振るのは、良い演奏を生んでいるのでとても素晴らしいと思う一方で、それでいいのだろうか、とも思います。その中で、インマゼールのような存在は、大きいことだと思います。しかし、もはや古楽器オケとモダン・オケとの間の垣根が、いろいろな意味で無くなったのも、現実だと思います。

このように、非常に様々な指揮者や音楽家が活躍しています。そして、それは企画する側にとっても、単に利益を考えるだけでなく、それぞれの個性を見極める力と多種多様なこだわった演奏会の企画、例えば『東京・春・音楽祭』のヤノフスキとN響のリングの演奏のように演奏の充実で話題と人気を得る形や、2月に来日したバレンボイムのブルックナー・ツィクルスのように強い話題性を持った形、私が鑑賞した2012年のユーリ・シモノフの演奏会のように演奏家にこだわった形など、様々な形が存在し、何かしらの芯を持つことが求められています。演奏者とプロデュースする側、そして聴く側とそれぞれに多様性が存在し求められている今の状況に、私はこう思います。
「面白い時代になった」


ではでは!!
Auf Wiedersehen!!

Guten Abend!!

エルガーのチェロ協奏曲の感想を書こうと思ったら、別の話題ができたので、今回は、そっちに(^ ^;

 

前々から、ストコフスキー氏の演奏が大好きで、こんな変人ほかにいないだろうなぁと思って、ブログのタイトルにもしている(笑)んですけど。
ここ数年、それが過熱し、就活云々のストレスからから、最近はさらに。
そんな中で、前からほしかった本を、実は以前に購入していたことが発覚(・・;)

おいらの記憶、どんだけー!

ということで、ここ数日で一気に読んだんですけど。

それがこれ。

 

『音の魔術師 ストコフスキー』

著:ポール・ロビンソン 訳:横山一雄 音楽之友社

 

やっぱり、興味深いですね~!( ̄▽ ̄)

筆者は、ストコフスキー氏が生きている時代に書いているし、実際にいろいろな資料や音源を聴いているみたいで、いろいろな演奏をはっきりと評価していて(悪いのには、そう書いている)、けっこう中立に学者的に立とうとしていることがうかがわれて、個人的には良い本だと思う。

ただ、残念なのは、実際の発言などよりは、報道に乗っている言葉や本人の行動などから判断して、いろいろなことを書いており、直接発言系の記載が少ないこと。やっぱりあくまでも、本人が生きている時代の伝記ですしね。

ただ、もうちょっとストコフスキー氏の発言や、彼に接した人(特に、彼に学んだ音楽家とか聞けなかったものだろうか・・・)の言葉やインタビューを載せてほしかった。

 

ただ、ストコフスキー氏の性格や人間性、そして社会的な評価の判断に関しては、個人的にはけっこう正確なのでは?と思う。彼の個性を良くとらえて書かれていると思う。

例えば、彼の曲ごとによって異なる個性的な解釈について、まとめでこう書いている。

「彼の最大の欠点は、その解釈に信頼を置けないということであった。しかしここでも、彼の飽きを知らない好奇心の証拠を指摘することができる。彼は自分の指揮する曲について、絶えず新しい考えを持っている。」

飽きを知らない好奇心!!

そういう捉え方ができるのかぁ・・・、と興味深かったですね。

 

ただ、個人的に残念なのが、それぞれの作曲家に関して、あまり突っ込んだことが一部の人しかかけていない点。けっこう、放送の時に話すこともあっただろうし、彼のオケの人とかから、もっと伺えなかったものだろうか。

個人的には、特にマーラーに対する考えを最近注目しているので、ほとんど記載がなくて、とても残念・・・。なんで、8番の初演を聴いて衝撃を受けているのに、2番と8番しか演奏しなかったのか、とか。50年に8番を演奏した際のこととか・・・。

また、気持ちはわかるんだけど、録音している曲を重視し過ぎている気がしないでもない。モーツァルトに関しても、実際の演奏ではいくつか取り上げたことがある(今では非正規盤で、41番のリハやピアノ協奏曲20番などが出ている)のに、「(正規録音で)ほとんど取り上げていない」で流すのは、いかがなものかなぁ、と思う。いちおう同時代を生きていたんだし、聴いてないの・・・?

 

ただ、それぞれの演奏に対する評価は、立派。特にヒューストン響時代のは批判が目立つが、自分も良い演奏とは思っていなかったので、安心。

例えば、ブラームスの交響曲第3番の録音に関しては、「ストコフスキーはわれわれに、ブラームスの交響曲第3番の音楽を与えるというよりは、青写真、それも風変わりな青写真を提供するにとどまっている。」とか。全般的に、フィラデルフィア時代の録音と比べても、良さが出ていない、とかの評価が目立つ。が、それには自分も同感。オケもやっぱり、少し未熟さが目立ってしまうし。

 

ただ、一方で何度も録音している曲に関しては、楽譜を用いて、細かく彼のしたことについて述べていて、興味深いし、参考になる!ここまで学者的に、しっかりととらえた人もいない気が。

 

 

個人的には改めて思うのは、ストコフスキー氏は、「フィラデルフィア時代が、真っ当な音楽的に一番の頂点の時代で、彼の芸術的には、アメリカ交響楽団の時代が一番濃い時代」だと思う。ただもっと、いろいろな曲を聴くようにならないとなぁ・・・。

 

でも、この本の作者が述べているように、ストコフスキー氏の偉大さは、まさに彼が取り上げた音楽の数が証明していると思いますね!

演奏会通いの人々に新しい風を吹きこみ、いろいろな音楽の紹介に、自分のカリスマ的立場を利用したのは、同時代でも彼ぐらいだし。

 

 

もっと、それぞれの指揮者について、研究したいなぁと思わされた本でした(^ ^)

とりとめのない内容ですいません・・・。

ではでは~。