半年に一度の発達外来です。
今思えば、3歳の時に不安と絶望の精神状態のまま有名な子供発達外来を
受診し傷口に塩を塗られるくらい心の傷が痛みふらふらと彷徨いながら
夫婦で試行錯誤しながら先生の助けを受けずやってきました。
そんな中、奥さんが悩み過ぎで胃潰瘍となり胃カメラをのんでいる時に出会っ
た先生が泣きながら息子のことを話す嫁を見て
先生「明日、お母さん暇? 紹介状書くから大学病院行ってきて!」
嫁 「でも、あそこの病院は人気があり1年待ちといわれました」
先生「うん、だから紹介状書く(笑)」
と、いわれるがまま大学病院に行き担当の看護師さんから
えっ、マジで?? 無理やり押し込んできやがって!!!
みたいな目で見られながらの受診でしたが
紹介された先生は別に本を書いているような有名な先生でもないですが
こちらのいうことをよく聞いてくれ
なるほどなるほどとうなずき共感してくれます。
15分~30分の間の息子の行動で何がわかるねん!!と
この類の先生たちを見ていましたが
きちんとこちらの話を聞き、「こういったアプローチはしましたか?」など
決して今までの教育方針を貶すのではなくアプローチの仕方を
アドバイスしてくれます。
ここに来ると、親目線や世間体の考え方ではなく
先生は「おそらく息子君はこう見えてるのかもしれませんよね?」
「一般人が面白いということが決してこの子には面白いと感じない時が
あるし、いかにそれが面白いかというステップをこちらが用意し彼に
提示していかないとその面白さは伝わらないですよ」
「英語をしゃべることについても禁止ではなくて学校でみんなとしゃべるときは
日本語でと教えないと彼のルールでどんどん大きくなっていきますし
時に自分中心な感情となり孤立する危険もありますからね。
できることまで自由にさせてしまうとこの先困るのは彼ですし
今のうちに周りの子供たちと一緒にできるルールは決めて厳しくさせることも
必要です。」
などなど、息子に対する対応や周りの子供たちに息子のことを質問された時の
対処などもわかりやすく説明してくれます。
が、例え話が難しく理解するまでが困難ですが(笑)
今回は学校の先生ともお話してもらい、学校生活でのことや今後の対応策など
いろいろお話しました。
学校の先生には遅くまで息子の為についてきてくださりさらには今後の対応の
仕方なども質問してくださり感謝感謝です。
周りのお子さんも「○○くんと同じ班がいい!」と息子を取り合いしてくれたり
放課後もわざわざ遊びに誘ってくれたりとホントうれしい限りです。
秋の運動会の話も出ました。
1、2年とグダグダでしたが先生としたらなんとか参加させたい!と意気込んで
はいますが、病院の先生は「彼が運動会に興味がないんですよ(笑) 確かに
それで終わらしてはいけませんが興味を持たせる何か・・・。
練習の時は観客もいませんし音楽もありません。 なので本番は観客も
音楽もかかるので別物なんですよね(^^)
難しいですよね(笑) といいつつもアドバイスはもらいましたので
今年の運動会は先生と相談しながら頑張ります!
3年生になりようやく体操服着れましたしね(笑)
周りに支えられなんとか家族で頑張っております(^○^)