台高山脈（三重県と奈良県の境目）
8:30大又―大鏡池―14:00薊岳―明神平―大又林道―20:00大又
なかなか時間がなくて、いまごろ８月の山行です。
台高山脈の北側にある明神平に行ってきました。
台風の影響を受ける前の様子です。
この日はテント泊の予定でしたが、アブの大群の襲来に合いやむなく撤収。
日帰り登山となりました・・・
大又のバス停。近鉄榛原駅から乗れます。マイクロバスですが、ピタパも使えます（スゲー）
バス停の前の神社から薊岳に向かいます。階段を上って鳥居をくぐる手前の右側に小道がありますでしょ？
そこを入っていきます。ここを探すのに１５分くらいかかりました。
山は登山口を探すのが一番たいへんかも。
薊岳は左手です。
台風のせいか（９月の大きい分ではなく）道が荒れてます。
ガレちゃってます。
ここも林業がさかんなようで、杉林がつづきます。
今日のハ氏はなんだかとってもしんどそう。
後でわかったんですが、どうやら微熱があったようです。
ときどき看板があります。なんか、周りに飛んでる虫が気になります。
古池辻。古池という名のついた辻なのに水はない、とネットでよく書いてあるんですが
この日は池が出現していました。雨も降ったし、この日の湿気はハンパなかったもんなあ。
神秘的だな。
がんばれって書いてあります。このあたりから頭の周りを飛ぶアブがうるさく感じるように。
稜線に出ましたが、あまり視界はよくありません。コケがたくさん生えてます。
ムイムイくんの森。
すごくいい感じですが、すごいアブです。
林業で使うなにか印。林業の人はこんなにアブがいて仕事ができるのかしら・・・
なにか岩がありました。
ヤマジノホトトギス。
根っこごと倒れています。
おっ？
大鏡池。草がボーボーで、水の有無は不明。
さっきからスズメバチに似た大きなアブが飛んでいますが
ここには正真正銘本物のスズメバチがいたので、下まで降りて写真撮れませんでした。
立ち止まるとものすごい数のアブがたかるので立ち止まることもできず。
しかし、そろそろ限界なので休憩することに。
この日のハ氏の発汗は尋常でなく。首から下げたタオルをしぼるとジャーッと水が落ちます。
靴の中が汗で踏み込むたびにグジュグジュいっている、という。
大げさに言ってると思ってたら・・・
これだけ発汗してるんだから、そりゃしんどいよなあ。
あまりにアブがたかるので、虫除けスプレーを噴霧。頭やザックにまで。
多少数は減ったものの、そんなに激減することもない。
しかも、今度はスズメバチがやってきた！
なぜ？スズメバチに似たアブではなくスズメバチです。
虫除けスプレーはお嫌いではない・・・？ディート（強力虫除け成分）も入ってるのに。
芳香剤が入っていて甘いニオイがするからでしょうか。あわててその場を立ち去ります。
虫除けスプレーのせいかはわからないけど、とにかくアブよりハチが怖いので
全身のスプレーを拭き取りました。
ロクに休憩もできないのに、細尾根の上りが続きます。
いい感じなんだけど。
おもしろい岩場なんだけど・・・耳元でブンブンすごい羽音で楽しめない。
集中できないし、虫を手で払うのでバランスをくずしやすい。
たいへん危険だ。
つづく