戦争遺構訪問 | 寄り道脇道回り道

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昭和の時代を駆け抜けた物が好きです。
昭和44年生まれの空冷ワーゲンのウエストファリアのキャンピングカーで保護犬"カン"と色んな所へ出掛けたいと計画しています。

 食にこだわりの無い人間なので
昼飯に99ベーカリーの台湾ドーナツと
昔ながらのシンプルで重いドーナツです。
甘党なので問題は有りませんよ。
糖は
ペダルを漕ぐエネルギーに変換されます。

会社近くの田園風景。
水鏡を楽しめるのはあと数日でしょうね。

子供の頃はそこら中に有ったレンコン畑も懐かしい。


話は遡り

日曜日の午後。
鉛色の空は時折陽が差すが、断続的な雨模様でした。

米の買出しにバスを出したので
少し寄り道をしました。

ブロ友さんから情報を頂きました。

府道18号から枚方市の茄子作にある
戦争遺構の見学。
府道を左折し狭い住宅地を少し走れば
鬱蒼とした雑木林のエリア。
アスファルトは少し登る形

到着したら急に日が差し
持参した傘は用無に…

児童館•図書館の建物ですが、
かつては香里工廠に有った
弾薬庫です。
公民館に利用するため、払い下げ
移設には茄子作の住民総出で牛車で運び使われていた釘も大切に再利用したそうです。

二棟を一棟に、外観3面はモルタルで住民が仕上げたと聞きます。


ドアには鍵が掛けられていました。


アルミのサッシは最近の施工の様です。

こちらの排気口も
移設後の物と思われます。

裏は立入禁止の竹藪が広がっていますが、板の外壁は、香里工廠時代の物と思われます。


パラフィンかなにかで防腐されているのでしょうか?しっかり状態は良いです。


耐震補強


窓枠周辺はリニューアル


リノベーションされています。


広場の向かいに有る

春日神社

狛犬がゲージに入れられていました。
拝殿前の狛犬が平成16年の未明に何者かによって粉々に壊されたそうですが、防止策なのでしょうね

進みます…

拝殿を正面に右手に向かいますと…

愛宕社
昭和17年に京都の愛宕神社から勧請されて「愛宕社」として、陸軍省香里火薬製造所内に新設されました。
戦後、昭和21年に米軍から破壊命令が出たのを茄子作地区の住民により夜中に密やかに遷座されたそうです。
愛宕神社は火伏せの神様なので火薬を扱う香里製造に奉ったのでしょうね。

愛宕神社の石段ですが、毎年
「火迺要慎」の御札を頂きに山頂まで登ってましたが、しばらくご無沙汰しております。

京都の台所には必ず貼っていますね。