本屋のお嬢さん | フィリオとショコラのちいさなおうち

本屋のお嬢さん

 

 

去年の今日、かあさんはこんな発信をしています。

 

2020-10-08 14:23:23

このソファは、もともとはフィリオの為に購入したものです。

サイズや傾斜を、彼に合わせて買いました。

ところが、ショコラはここが大好きで、いつも座りたいと狙っています。

もっともおにいちゃんのものは、なんでも羨ましいのですが・・・

 

始めはこうですが、

 

交渉中

 

更に交渉中

 

いつの間にか、結局はこうなります。

決してショコラが強引なお願いをしているわけではないのですが、

優しすぎるフィリオが忖度して、妹に譲るのです。

フィリオ、たまには断ったっていいんだよ。

もうちょっとわがままで、いいんだよ。

 

 

フィリオは食欲が落ちて、今朝も朝ごはんをパスしました。

昨夜はまあまあ食べられたので、今は深刻なほどではありませんが、だんだん体重も落ちています。

動物病院に点滴に通う日も、遠くないかもしれません。

老衰って、こういうことなんですね。

 

かあさんはなんとか美味しいもの、食べられるものをと探し回っています。

グリーンドッグさんで見つけた米麹と林檎のジュース、今朝は少し舐めてくれました。

 

 

 

もう、よく見えないんだよ。         駆け回ることも出来ないのさ。

 

でも、あなたが傍に居てくれたらわかるよ。   ずっとあなたを愛しているからね。

 

訳:フィーママ

映像は iHeartDogs.com  さんよりお借りしました。

 

以上、一部転載しました。

一年後の今、ショコラは、おにいちゃんがソファに寝ていると譲るようになりました。

以前はおにいちゃんのベッドにも早い者勝ちの様に飛び乗り、

フィリオは残されたショコラの小さなベッドにキチキチにはまって寝ていましたのに、

今、彼女は、たとえベッドが空いていても、取ろうとはしません。

もしかして、フィリオの病気のことをショコラは知っているのかもしれませんね。

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。

お元気でいらっしゃいましたか?又お会いできてうれしいです。

 

本屋のお嬢さん

 

2018年に天国へ逝った3本足の犬、本屋のお嬢さんことシュガーを記念して、
ロンドンのウェストハムステッドに青いプレートが設置されました。
シュガーは、飼い主のジョン・ヘンダーソン氏と一緒に、路上で10年間暮らした保護犬です。

ロンドンの街中には、イングリッシュ・ヘリテージが設置した、文学者、政治家、科学者などの
偉人を記念した青いプレートがたくさんあります。

「シュガー・ザ・ブック・ガール」へのオマージュは、
審査員によって選ばれたものではなく、
ヘンダーソン氏の友人である地元住民が自らの意思で作成したものです

記念碑にはこう記されています。
"シュガー。 驚くべき三本足のスタッフォードシャー・ブル・テリア、ウェストハムステッドの魂、
ブックガール、父親のジョンと一緒にここに住んでいた”


飼い主のジョンはシュガーの遺灰をずっと古本屋台に置いています。
「シュガーはまだ毎日僕と一緒にいるよ。離れることはできないね。
シュガーは僕の親友で、僕はシュガーの親友だ。何をするにも一緒だった」

ジョンは路上生活者で
「周りにはたくさんの人がいて、みんな僕のことを知っているから、
ここにいる方が安全だと思う。多くの人が僕のことを気にかけてくれる。
立派な身なりの紳士も、ビジネスマンも、座って僕に目線を合わせて話してくれるんだ」

シュガーの死を悼む会に参加したナターシャ・バックさんはこう話してくれました。
「このプレートを見ると、二人がいかに地域で人気があったかわかります。
きっとみんなの心の灯になっていたのでしょう。
ジョンと美しい3本足の犬は、何をするにもどんな時でも一緒でしたよ。
ジョンはいつも優しい挨拶でみんなを笑顔にしてくれます。コミュニティの素敵な一員です」

しかしそのジョンもシュガーの後を追うように一年もたたないうちに49歳で亡くなりました。
下の写真は古本の屋台があった場所に手向けられた花束


参考記事と写真
Camden New Journal


しばらくぶりに友人と会ってお茶をしたウエストハムステッドで
このブルー・プラークを見つけたとき、なにゆえBook Girl ?とストーリーを調べてみました。
シュガーはジョン父さん経営の路上古本屋台の看板娘だったのですね。可愛いなあ。
お父さんは道行く人に時々お金をくださいと言っていたそうなので、
本は売れていなかったのだろうと察します。

で、お茶をした友人ですが、ロックダウンでみんなが現金を持ち歩くことがなくなり、
ホームレスの人がとても困っていると聞いたので、出かけるときは必ず現金をもっていくと。
ビッグ・イシューも本はもらわないけれど(コロナなので)、少額でも少し渡していると言っていました。
現金は絶対触らないようにしていた自分が恥ずかしかった。心を入れ替えます。

 

 

写真は画面に反映できなくなっていますので、削除しました。

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

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