あえて成犬を引き取って一緒に暮らす
一日の終わり、かあさんが座ると、
それまで心地よいそれぞれの居場所で眠っていた子供達が、
「どっこらしょ」が聞こえるほどゆっくりと、疲れた身体で立ち上がり、
一頭はかあさんの膝に頭を乗せるため、一頭は背中に凭れるためにやってきます。
この子たちからこんなに誠実なまごころを貰えるほど、
かあさんはこの子たちに、見合うほどのまごころを与えられたのだろうかと、
かあさんはいつまでも、その小さな頭を撫で続けます。
犬を飼うということは、与えたものの何倍もの大きなものを、貰うことです。
FBより Sippo by The Asahi Shimbun さんの投稿をシェアします。青字は転載です。
保護された成犬や老犬を選び、引き取って飼う人たちがいます。
歳をとった犬は穏やかで癒やされるといいます。
神戸市にお住まいのTさんは、「もー」と「ジェイド」という2頭の保護犬と暮らしておられます。
もーは、2012年、六甲山の山中に10頭ほどの犬が一度に遺棄されていたことがあり、そのうちの1頭でした。
当時まだ1才の仔犬でした。
ジェイドは、2018年、徳島市内を放浪していて保護された13才の老犬でした。
たくさんの病気をかかえていましたが、今は体重も増え、お散歩もできているそうです。
かつて彼女が引き取って看送った8頭の保護犬のうち、モーちゃん以外の7頭は皆老犬だったそうです。
Tさんはこう仰っておられます。
本当に仰るとおりです。
我が家のショコラも、嫌われないようにと思うのか いつも周囲に気を配り、遠慮して、
可哀想な位良い子です。
置いて行かれたら困ると思うのでしょう、いつもかあさんが見える範囲に貼り付いています。
この家が大好きで、この家族が大好きです。
ペットショップに行く前に、保護犬の選択をお勧めします。特に老犬は超お勧めです。
Tさんのストーリーはリンクよりご覧ください。たくさんの写真もございます。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。