全ての毛皮商品の売買に反対します。 | フィリオとショコラのちいさなおうち

全ての毛皮商品の売買に反対します。

 

 

11年前の今日、かあさんはこの拙いブログを始めました。

フィリオはまだ5歳で活気に満ち、いつも優しく思いやりを持った、可愛い子でした。

彼との暮らしは幸せに溢れていて、かあさんはその幸せな毎日を、のんびりつれづれに綴っていたのです。

 

平穏なブログは1年も続かず、翌年の3月に「東日本大震災」が起こったのでした。

置き去りにされた幾万の家畜やペットが、悲惨な餓死をしました。

フエンスの向こうの届きそうな場所にある山盛りのドッグフードを見つめながら、

その子はフエンスに顔をめり込ませて、座った姿勢で餓死をしていました。

どんなにそのごはんが食べたかったでしょう、どんなひもじかったことでしょう。

この子の写真を見たときから、かあさんの人生観が変わり、このブログは日々の暖かな日常を縦糸に、

過酷な状況にいる動物たちの現状を横糸に、お伝えする努力をするブログになりました。

あと数センチのところまで鼻を突っ込んで、届かずに死んだあの子の後ろ姿が、かあさんの原点です。

 

もう11年が過ぎたとは夢のようです。

かあさんが書いていること、ご紹介していることは、大海に一滴を投じるような虚しいことですが、

それでも書き続け、これからも力の続く限り、ご紹介し続けて行くだろうと思います。

 

ブログ記念日には、自分の想い出の為に、第1回の記事を転載するのが習慣です。

よろしかったら、お付き合いくださいませ。

 

FIGLIO -扉の向こうー

2010/6/25

 フィーママのブログ-扉の向こう

  扉の向こうにあるものは、冒険、希望、弾む心・・・?

  いいえ、君の青い鳥は、扉のこちらにいるんだよ。

 

三人の人間の息子達が、それぞれに自立して巣立っていったあと、

二人になった黄昏夫婦のところに、四人目の息子がやって来ました。

このシッポのはえた新しい家族を、彼らは「フィリオ」と名付けました。

イタリア語で「息子」という意味です。

フィリオ、君は知っているかい?

君こそ、母さんの青い鳥であることを。

                         フィーママのブログ

 

 

 

 

 

FBより、   Animal Rights Center     

さんの投稿記事をご紹介します。字は転載です。

 

COVID-19の発生によりミンク農場のミンクが殺されました。

人にも感染するということが政府からは示唆されています。

これをうけ、オランダ議会は2023年のミンク農場禁止を前倒し、

今年中にすべてのミンク農場を閉鎖することを可決しました(決定はまだ)。

オランダに限らず、すべての国のミンク農場を閉鎖すべきです。

 

そして企業は動物の毛皮を使うことを今すぐ廃止すべきです。

動物のためでも有り、公衆衛生のためでもあり、

そしてその重たい責任とリスクを負うことになる企業自身のためでもあります。

 

 

私は、全ての毛皮商品の売買に反対します。

オシャレの為に罪もない動物たちの命を奪う、人間の他の種に対する傲慢さと残酷さからも、

人間自身の衛生上の問題回避のためにも、

なによりもこの子たちの明日の為に、全ての毛皮製品に反対します。

 

 

上記の記事は2020・6・25に投稿したものです。

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

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