フィリオのこと
金曜日の夜、フィリオは突然強い吐き気に襲われ、吐こうとしても吐けずとても苦しみました。
北摂夜間救急動物病院で「急性胃拡張」と診断され、幸運にも胃捻転はありませんでしたが、
麻酔をかけて胃洗浄をし、朝まで入院して点滴などの処置を受けました。
遅れると命に係わるような怖い病気だそうです。
原因はよくわかりませんが、一気に食べ過ぎたのか、
大きな肝嚢胞を抱えていて胃を圧迫していますので、その影響もあるのかもしれません。
問題は、その際受けた検査で、肝臓癌が見つかったことです。
手術にしても温存療法にしても、どちらにもリスクがあります。
彼はもう高齢で持病もありますから、手術自体がリスクなことや、
癌の位置や肝嚢胞も取るかどうか、嚢胞を取らざるを得ないと肝臓のほとんどを失うことになり、
予後はとても悪いでしょう。
手術をしないとしますと、進行の速度によっては長く生きられるかもしれませんが、
現実はそうでないかもしれません。
どちらの選択肢をえらんでも、かあさんは悩み後悔するのでしょうが、
今は彼にとって何がベターなのかを、前を向いて求め続けて行くしかありません。
点滴の為に剃られた痛々しい脚
手をつなぐ子達。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。