誰も来なかった
コロナ禍の引きこもり需要で、ペットショップで仔犬仔猫を買われる方が倍増していると、
今朝の新聞記事が報じていました。
在宅時間が増えたことやペットに癒しを求める方が増えたことがその理由ですが、
ではいずれコロナ禍が終息し、引きこもり需要で購入した人たちが引きこもらなくなったら、
その子達はどうなるのでしょう?
動機はどうあれ飼ったからには、終生飼養を守り、終生家族として愛し続けなくてはなりません。
ペットショップの多くが、セリ市場で商品である仔犬仔猫を仕入れますが、仕入れ価格は倍になり、
必然、販売価格も高騰したと記事は伝えます。
生体流通システムの背後には、劣悪な環境に終生囚われている多くの繁殖犬の存在があります。
又商品である可愛い仔犬たちも、商品である限りは不良在庫が発生し、密かに処分されたり、
引き取り屋に売られたりすることもあります。
又、流通途上で、体力のないたくさんの仔犬たちが命を落とします。
人間の欲望の蔭で犠牲になる動物達の数は、センターが公表する殺処分数をはるかに上回ります。
(参考:「犬を殺すのは誰かーペット流通の闇」太田匡彦著・朝日新聞出版)
知能も感情もある命をモノの様に商品として売る、繁殖犬を産む道具や機械として扱うこと自体、
そもそも文明社会にそぐわない事だと、かあさんは思います。
どうぞ、ペットショップで可愛い仔犬を買わないでください。
ペットショップで仔犬を買うことは、この流通の闇に加担することになります。
今日の子供達です。
ついでに、今日のとうさんです。
奮闘中。
「弥生、スコットランドはエジンバラ発!」さんのブログよりご紹介します。青字は転載です。
誰も来なかった
https://scotyakko.exblog.jp/24405018/
誰も こなかった
そして今
ぼくは、もういない
短いのに、とても強いメッセージ。
こんな命が沢山いるのに …
新たに生まれる命を、お金で買う意味ってなんだろう?
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。