ウサギが叫ぶのを聞いたことが、ありますか(アンゴラウサギ)
2年前の今日の拙ブログです。
2018-12-26 12:53:53
ウサギが叫ぶのを聞いたことが、ありますか
テーマ:動物達への想い
焼きたてはそのまま、2日目は軽くトーストしてそのまま、
3日目にしてやっと、ジャムやバターを付けて頂きます。
1斤は食べきれないので、1切れづつきっちりラップして、冷凍します。
小麦とイーストの良い香りがして、さっくりもっちり、本当に美味しいんですよ。
「ぱん士郎」さん、ご存じですか?
ボク、パンを貰いました。
本当はいけないんだけど、美味しさの幸せは少々のいけない事に勝る、って
かあさん言うの。
アタチも美味しく食べました。
「弥生、スコットランドはエジンバラ発!」さんのブログより、二つご紹介します。
いつも転載させて頂き、ありがとうございます。青・緑・赤字は転載です。
お父様が涙されたという記事と、その涙された訳は、多分こちらと思う記事の二つです。
二つ目の記事は、再度のご紹介になるかと思います。
この優しいお父様がおられてこそ、今の弥生さんがおられるのだと思います。
「87の父の泣いた理由」
https://scotyakko.exblog.jp/29906793/
両親の家で 温かい服について話していた時。
夏以降、デパートや店先には、あたたかなふわふわのセーターなどが並ぶ。
ある物はカシミア、ある物はウール。
けれど、ことに柔らかく、ふわっふわの繊維で人気のあるのが …アンゴラ である。
これは、アンゴラウサギから取られた毛である。
おおきな体に、小さな顔のアンゴラウサギ。
その、長くて柔らかな体毛の為に 交配されることの多いウサギである。
アンゴラの繊維は、中央に穴があり、ふわふわの食感を与えてくれる。
ウールより温かく、繊維は、とても強い。
カシミアよりも、柔らかいと言われている。
それなのに、アンゴラは、カシミアよりも値段が安くもある。
果たして …
アンゴラは、どのような経緯で、私達のセーターや小物、コートになるのだろう?
世界中のアンゴラの90%が、中国から来ている。
PETA の調査団は、中国で、10箇所の違うアンゴラ工場に出向いた。
そして、その目で見てきたのである …
10の工場、すべてが、それは惨たらしい、ひどい行為を行っていた と伝えている。
その報告内容をご紹介したい …。
恐怖に怯える白いウサギたち
あまりの恐怖で叫ぶのである
木の板の上に身体を伸ばされる
作業員に首をつかまれ、彼らの手でもって、毛をむしられる
いや …
毛をむしられる というよりも 皮膚をむしられる という方が的確である
作業員は、ウサギたちの毛をねじって引き千切る
その肌が、赤むけてピンク色に染まるまで、それが続く
また、あるウサギたちは、前足と両足とをロープで縛られる
そして、数人の男作業員により、金属のハサミで毛をそられる
皮膚を間違って切ろうが、かまいはせず、その作業は続けられる
この、恐怖と苦痛の時間が過ぎると …
真っ赤にむけた肌のウサギたちは あまりのショックと痛みで動くことができない
そんなウサギたちは、狭く、汚い不衛生なケージに放り込まれ
なんの処置や手当てなども受けずに、放置される
不衛生で、狭いケージの中で、ウサギたちはケガをし、病気になる
ケガから化膿したり感染したり、死にも至るが、何の手当ても受けることはない
また、狭いケージの中は、自分たちの尿や糞でまみれている
毛を安全に刈る機械(バリカン)を使用することもしない …
中国のアンゴラ工場の作業員による、手で毛をむしりとられる方法
これは、ウサギが泣き叫ぶほどに痛みが強く、苦痛に満ち、恐怖なのである
どうして、そんな方法がとられているのか?
答えはただ1つ …
経済的に 安上がり だからである
手荒な方法で …
より早く …
より沢山 …
より売るために
英国のアンゴラウサギのブリーダーは、こう言っている
ウサギに痛みを与えることなく、手で毛をむしる為には
2週間かけて、優しく抜けかけの毛を取り除いてあげなくてはならない
数分で、皮膚が真っ赤に赤むけになるようなやり方は、あり得ない
1羽のウサギの毛を、ウサギに痛みや恐怖を与えずに刈る為には …
本来ならば1時間ほどの時間を必要とする
そして、1羽のウサギに対し この行為は、3ヵ月ごと、2~3年は繰り返して行われるのである
アンゴラウサギの寿命は、およそ5年
手厚く面倒をみてもらえば、10年は生きることができる
しかし、このアンゴラ工場のウサギたちの寿命は …
平均わずか2年なのである
それほどに、不衛生な場所で愛情も受けず、苦痛と恐怖を繰り返す一生なのだ
この苦痛の一生
中国のアンゴラ工場のウサギたちは その狭く汚いケージの中
細いワイヤーの上で寝そべったりもできないので、ずっと立ったまま過ごすのだ
そして、ワイヤーで肉球を痛め、切開して、血を流している
ウサギとして、跳んだり跳ねたりなど、決してできない一生なのだ
この、あまりに残虐ですさまじい一生
多くが途中で病気やケガ、精神的ショックで死んでいくが …
生き残ったものであっても、アンゴラ繊維として使えなくなったり
病気やケガをして苦しんでいると
首の骨を折られ、逆さまに釣る下げられて、最寄の肉屋に売られるのである
現在、およそ5千万羽のアンゴラウサギが、中国のアンゴラ工場にいる
年間、4千トンものアンゴラ繊維を生み出すためだけに …
(英文の記事を、私なりに、なるべく忠実に訳させて頂きました)
日本や英国で見かける、アンゴラの製品。
その殆どが 中国製 なのではないだろうか。
この冬、あたたかく、ふわふわのセーターを ... と思うとき …
今一度、そのアンゴラがどこからどうやって来たであろうかを …考えたいものである。
ありがとうございます。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。