彼らは苦しみながら死んでいく。
庭の物置の屋根をすっぽり緑の葉で覆い、春先から初夏にかけては、無数の花が咲きこぼれる時計草です。
扉が開かなくなる程緑の箱のようになって、眼にも涼やかですし、物置内の室温も下げてくれましたが、
15年を過ぎて勢いがなくなり痩せてきましたので、とうさんが古い株を整理し、新しい株を足してくれました。
又元気を取り戻して、風にそよぐ、こんもり緑の箱が復活しますように。
3カ月ほど前に亡くなったパグの諭吉ちゃんのママが、新入りパグちゃんを抱いてお散歩デビューされました。
7歳の女の子ですが、とても人馴れした可愛い子です。
繁殖犬でしたが、かあさんの持っている保護犬のイメージとは正反対で、歯もほとんど揃って栄養状態も良く、
お散歩も上手で、なにより人が大好きです。帝王切開の痕がありましたが、きちんと医療も受けていました。
愛媛県のブリーダーさんまで引き取りに行かれたそうですが、犬舎も公開され、7歳で卒業させるのは、
とても良心的なブりーダーさんだと思います。
劣悪な繁殖場出身のゆずやショコラとは、天地の差です。
これが本来のブリーダーさんだと、みんながそうだといいなと、感心したかあさんでした。
ドアの陰からかあさんを観察する、今日の子供達です。
写真は、 犬猫応援団 さんよりお借りしました。
https://www.facebook.com/FriendsOfShelterDogsAndCats/
FBより、 HUG さんの投稿記事をご紹介します。青字は転載です。
6月1日から改正動物愛護法が施行されました。
その中では動物の虐待、遺棄がこれまでよりも厳罰化されています。
みだりにペットを殺傷した場合の罰則の上限が、懲役5年または罰金500万円に引き上げられ
(改正前は懲役2年または罰金200万円) 虐待や遺棄をした場合の罰則が、
懲役1年または罰金100万円(改正前は罰金100万円)に引き上げられています。
動物の虐待は言うまでもなく犯罪ですが、多くの人たちが行っている「遺棄」も犯罪なんです。
最近は猫の繁殖シーズンでもあり、全国各地で産まれたばかりの仔猫たちが棄てられています。
「何故不妊手術をしない?」
「こうなる事はわかっているのに?」
そう思うと同時に 産まれて間もない小さな命を道端に棄てる行為の裏側にある人間の心に哀しくなります。
あまりにも身勝手です。
動物の虐待、遺棄は犯罪です。
そしてそれ以前に人間としてやってはいけない事です。
棄てた仔猫や仔犬たちが優しい人に拾われて幸せに暮らしてるなんて 本当に身勝手な幻想です。
彼らは苦しみながら、助けを求めながら死んでいくんです。
棄てることは、殺すことです。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。