お父さん犬を探して迎えた家族
東京都は1日で40人の感染者が出て、首都圏封鎖一歩手前の、深刻な状況だそうです。
ここ大阪もいつ何時どうなるか分からない、不穏な毎日が続いています。
どうぞこれ以上の拡大がありませんよう、節度をもってマナーを守り、思い遣り協力しあって、
被害を最小限に抑える努力を致しましょう。
今朝の子供達は、ベランダで日向ぼっこを楽しんでいます。
Sippo さんよりご紹介します。青字は転載部分です。
お父さん犬を探して迎えた家族 ボロボロだった老犬が知った幸せ
https://sippo.asahi.com/article/12393974
ブリーダーのもとで、子犬を産ませる繁殖犬として長く働いたオス犬が、“娘犬”が暮らす家に迎えられた。
当初は被毛もボロボロで、歩くことさえできず、目や耳も不自由だった。
だが、家族に愛情を注がれて活発になり、余命を1年、また1年と延ばしていった。
要約:
T代さんは、ペットショップから迎えたトイプードルの女の子アネラちゃんを大事にしておられましたが、
保護団体のお手伝いを始めたことで繁殖犬の存在を知り、我が子の親を引き取りたいと思うようになりました。
ネットで捜索した繁殖場に電話すると、お父さん犬がまだ存命で、
あと1回の繁殖が済んだらもう要らないと言われたそうです。
それからいろいろな段階を踏んで、父犬モアナは、T代さんの正式な家族になりました。
「余命1年」が伸びていった
当時のモアナは、体重わずか1.5キロ。繁殖中にけがをしたようで、腰の骨は折れたまま固まっていた。
立ち上がっても、歩くのもままならなかった。
「病院で内臓も診てもらいましたが、この状態だと『一年もてばいい』といわれました。
あの時、ブリーダーに問い合わせなければ、処分対象になっていたのかもしれません。
飼い主として最後まで見守りたいと言うと、獣医さんも『できる限りのことをする』と言ってくださいました」
モアナは可愛がられて過ごし、「余命」とされた1年が2年、3年と延び、今年1月で4年を迎えました。
さよならの向こう側
急変したのは、3月だった。
モアナが急に体調を崩した。
動物病院で調べてもらうと、肺のわかりづらい部分にガンがあり、心臓のほうに転移していた。
高度医療センターで治療もしたが、救うことはできなかった。
「モアナを見て、保護犬の存在を初めて知った人もいました。
はじめはボロボロで、どうしたの? と思われていた子が、どんどん可愛くなっていって。
その姿を見た人たちから優しい言葉をかけてもらい、新しい友だちも増えました。
おじいちゃん犬にもできることがたくさんあって、モアナも人をどんどん好きになってくれて、嬉しかった」
モアナがいなくなると、アネラは声がかれるほど鳴いた。
「晩年はせめて穏やかにいう気持ちでしたが、モアナからこちらがたくさんの幸せをもらった。
救った命に、私が救われていたんです」
モアナはきっと、雲の向こうから見守っていることだろう。
この記事を紹介させて頂きまして、感謝申し上げます。
全文はリンクよりご覧ください。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。