【オランウータンが男性に助けの手、ヘビ生息の川で ボルネオ島】
先日の人間ドッグの検査結果が、2通の紹介状付きで届きました。
消化器外科宛てと眼科宛てです。
あーぁ、かあさんはため息をつきます。
消化器外科は大腸カメラと、眼科は緑内障のようですが、全く歳は取りたくないものです。
又煩わしいことが増えて、かあさんはウンザリしています。
でも考えようによっては、こうして黄信号を教えてくれて、有難いのかもしれませんね。
ほぼ健康人のお墨付きを貰ったとうさんは、今日も趣味の木彫りにいそしんでいます。
遠巻きに観察するショコラさんです。
ボク、興味ありません。
どうぞ、この写真をご覧ください。
蛇が生息する川に入った男性に、野生のオラウータンが手を差し伸べています。
この心優しい動物は、種の違いを越えて、純粋に相手を援けたい一心だったのでしょう。
全ての人間が彼のようであれば、世界には戦争などおこらないでしょうに。
東京犬猫日和さんの投稿記事です。
一瞬の出来事を撮影したのは、アマチュア写真家のアニル・プラブハカルさん。
プラブハカルさんは友人と旅行で、
ボルネオ・オランウータン生存財団(BOS)が運営する野生保護地を訪れていた。
プラブハカルさんはCNNの取材に、「一帯でヘビの目撃情報があり、管理人がやって来てヘビの駆除に当たっていた」「彼に近寄ったオランウータンが手を差し伸べる様子が見えた」と振り返る。
管理人は泥流の中を移動するのに苦労していたところで、
オランウータンはまるで「手伝いましょうか?」と意思表示するかのようだったという。
プラブハカルさんは、こんな展開は予想していなかったと語り、
「とっさにあの瞬間を撮影した。本当に感動的だった」と話している。
ボルネオ島のオランウータンは森林火災や生息地の減少、狩猟といった脅威にさらされている。
中でも毒ヘビは天敵で、プラブハカルさんは「彼らにとってヘビが最大の敵といっても過言ではない」と
指摘する。
管理人はこの後、オランウータンから離れて水から上がった。
オランウータンとの出会いはわずか3~4分の出来事だったという。
オランウータンはアジア唯一の大型類人猿。BOSによると、
その大半はボルネオ島とインドネシアのスマトラ島に、
残りの10%はマレーシアのサバ州とサラワク州に生息する。
ボルネオ島における生息数は過去3世代で80%あまり減少したと推計されている。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。