児玉小枝さんより・老犬たちの現実と、命の守り方を知ってください | フィリオとショコラのちいさなおうち

児玉小枝さんより・老犬たちの現実と、命の守り方を知ってください

伸び放題で浮浪児のようになっていましたご両人ですが、

いつもどこかに皮膚炎をこさえているフィリオが、やっと小康状態になりましたので、

昨夜、トリミングに行ってきました。

とてもすっきり可愛くなりましたが(親ばか)、

特にショコラの変貌ぶりは、間違えてよその子を連れて帰ったかと思うほどです。

 

恒例によりまして、Before and After をご覧ください。

 

Before

After

 

Before

After

 

ボクモアタチもくたびれました。

 

    

 

 

 

FBより、児玉 小枝 さんの投稿をご紹介します。字は転載です。

 

児玉 小枝
【迷子になる、遺棄される……老犬たちの現実と、命の守り方を知ってください】

 《「『道ばたで犬がうずくまっている』『衰弱した犬が道路をふらふら歩いている

そんな市民からの通報を受けて、行ってみたら老犬だった、というケースは、よくあります。

(中略)そのまま飼い主が見つからないということも多いです。
意図的に捨てたのか、いなくなったまま探していないのか……本当の事は調べようがありません。

でも、大切な家族であるなら、行方不明になったらすぐに捜索を始めるはずでは?」》

 

《「うちでは、迷子になっていて捕獲・収容する犬の、ほとんどが老犬です。

そのうち、身元を証明するもの(鑑札、注射済票、迷子札、マイクロチップなど)が着けられている子は1

割もいませんね。(中略)

現時点で、迷子になっている子を一刻も早く家に帰すのに、一番、役立つのは、

電話番号が入った迷子札だと私は思いますね。

電話番号がわかれば、その子を発見した人が直接、携帯で飼い主に連絡することができるからです」》

 

迷子や遺棄などで“所有者不明犬”“負傷犬”として捕獲され行政施設に収容された犬の数は

全国で年間3万5,212頭。その内、飼い主の元へ帰れた子は1万2,525頭。

飼い主からの持ち込み(飼育放棄)4,115頭とあわせた収容総数3万9,327頭の内、

8,711頭が殺処分されています。(2017年度環境省調べ)

 

“その子の命に最後まで責任を持つ覚悟“と“所有者明示“(迷子札や注射済票などの装着)によって、

尊い命を守ることができます。

(鑑札や注射済票の装着は、法律(狂犬病予防法)によって飼い主に義務付けられています)

△上記《 》内の文 : 行政施設職員さんの言葉

▽写真 : 迷子になっていて捕獲・抑留された老犬

(いずれも拙著「老犬たちの涙~“いのち”と“こころ”を守る14の方法~」(KADOKAWA刊)より)

 

 

原文のままですが、読み易いよう段落をつけさせて頂いております。

 今日もおいでくださいまして、ありがとうございました。

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