幸せな晩年を
今年も74回目の原爆の日を迎えました。
74年前の8月6日に広島に投下された新型爆弾は、幾万の無辜の命を一瞬で奪い、
筆舌に尽くしがたい、その後の苦難の生活を強いました。
それでも、この人間が制御できない原子力に、人間は依存しています。
政治的配慮でしょうか?核兵器禁止条約に批准すら出来ていません。
核が抑止力であるという欺瞞に、私達は気付くべき時です。
「安らかにお眠りください、過ちは繰り返しませぬから」
と死者に誓った約束を、私達は護らなくてはなりません。
10歳で飼い主に手放され、人間不信になってしまった犬。
やさしい家族に引き取られ、おだやかな生活を送る今、笑顔が愛らしい老犬へと変身しました。
一度引き取った飼い主から突然手放された保護犬。
すでに高齢、10歳ほどになっていたが、さいわい新しい家が見つかった。
晩年をやさしい家族と過ごしている。
かつて大阪城公園で、ホームレスの男性が飼っていた犬が仔犬を産みました。
その内の1頭がこの子ラブちゃんですが、仔犬は保護され高齢の女性に譲渡されたものの、
10年後、女性の入院で保護団体さんに戻されてしまいました。
幸いもう一度新しい飼い主さんが見つかり、この子は今年18才になりました。
病気と老齢を抱えていますが、穏やかに幸せに暮らしています。
飼い主さんは半年間添い寝をして、この子の人間不信を払しょくしたそうです。
保護犬を迎えるということ、それも高齢犬を引き受けるということ、
その結果、この一つの命がどんなに好運で幸せかということを、どうぞもう一度噛み締めて下さい。
この子のストーリーは上記リンクよりご覧ください。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。