命は溢れかえり、使い捨てにされる。
珍しくよく晴れて、秋風が心地良くそよぐ水曜日、「とよのコスモスの里」に行ってきました。
マンションの大型メンテで、丁度我が家のベランダに足場組立が始まったタイミングでしたので、
騒音が怖いショコラを避難させる目的もありました。
数万本のコスモスが綺麗に見頃で、1mほどの高さに咲いていますので、花の中を歩いているようでした。
久しぶりのお出かけに、興奮してはしゃぐ子供達です。
たくさんの写真の羅列で恐縮ですが、よろしかったら、愉しんでいる様子をご覧ください。
帰途、花の寺で有名な久安寺さんに寄りました。
今日の目的は花畑ではなくて、涅槃堂です。
参道を通りお堂に入りますと、
正面にお釈迦様の巨大な涅槃像が横たわっていて、圧倒されました。
参道のあちこちにある可愛いお地蔵さまです。
お地蔵の抱えているワンコが、ショコラそっくり。
思わずパチリ。
さて、日も暮れなずみました。
楽しい一日でした。
工事も終わったことでしょうから、そろそろおうちに帰りましょう。
何人かの天使たちは、毛皮と4本の脚を持っている。
(訳:フィーママ)
写真は
Westies United - Murphy and Dakota's Page
よりお借りしました。
FBより、Ley-Line【保護犬の里親募集】
さんの投稿をシェアします。青字は転載です。
Ley-Lineさんは、ゆずとショコラを譲って頂いた愛護団体さんです。
☆ 新しくやってきた子たち ☆
高齢の繁殖業者からの引き取りです。
前々から対話しながら計画的に頭数を減らしていくよう勧めていたところです。
終生飼育する!ボランティアには渡さない!とずっと言ってたそうですが、
やっとやっと少しずつではありますが聞く耳も持ってくれ、今回も引き取ることが出来ました。
ペットショップで売られている子犬の親犬は何度も何度も出産し、
生まれた子犬はオークションでペットショップや業者が購入し、どこかへ売られて行きます。
母犬は小型犬だと帝王切開をしている子が多く、お腹に傷跡が何本も残ってる事もあります。
数年経てば引退、となりますが 終生飼育しようと思えばそこから数年〜十年は飼育することになり
経費も嵩みます。
沢山の動物を飼育する為にまた増えてしまい、殆どの業者に平均100頭〜300頭の親犬が飼育されています。
ケアは行き届かず、名前もなく 存在すら忘れられてしまってる子もいます。
一見、綺麗に管理されてるように見える業者では、
産めなくなった不要犬はサッサと引き取り業者に渡しています。
引き取り業者に渡された犬は まだ産めそうな子は転売され、もう産めない子は飼い殺しか、
または闇に消されています。
購入者の目処がない頭数を産ませて、もし売れ残ったらどうなるのか。
親犬も一生産み続けることはできないのに、その後の余生はどうなるのか。
また近親で交配する場合も多く、奇形や生まれつきの病気を抱えた子犬も生まれています。
今回もかなり酷い心雑音の子犬がいました。
命は溢れかえり、使い捨てにされています。
この現実は一部の繁殖業者だけが起こしているのではなく、
このペット産業の在り方を作った私達ひとり一人の問題だと思います。
法律はもちろん大切ですが、全く使われていません。
誰かが何かしてくれるのを待っていても、泣き叫んで助けを求めても誰も助けてくれません。
私達の手で変えていくしかないのです。
多くの人がこれを考え、ペットショップで一切生体を買わなければ、近い将来、
繁殖業者やオークション会場はなくなり、こんな悲しい運命を背負った子達はいなくなると思います。
しかし、このような問題はほんの一部の人にしか知られていません。
沢山のまだ動物と暮らしてない人に ペットショップの裏側を伝えてください。
どうか、よろしくお願いします。
写真は一部省略しています。読み易いように、文章の行替え、段落つけをしています。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。