追伸 返せといわれてもお返しできませんので | フィリオとショコラのちいさなおうち

追伸 返せといわれてもお返しできませんので

アタチはショコラ。

お兄ちゃんが大好きだけど、お気遣い犬だから遠慮しちゃうの。

だって、嫌われたくないんだもの。

あー、もうちょっと傍にいきたいなあ・・・

 

 

あー、おにいちゃんに寄り添いたいなあ・・・

隙あれば・・・っと。

 

 

寝ている間にじりじりと間合いを詰めてと。

あ、目が覚めたよ、

慌てて2~3歩離れて、そしらぬ顔をしておこうっと。

 

微妙な位置関係を保つショコラでした。

 

    

 

    

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。

2回目か3回目になるかもしれませんが、とても心に残ったいくつかの記事の一つです。

そして、「ただ文章だけでも人の心に届くメッセージがある」のポリシーは、かあさんの価値観と同じです。

いつも転載させて頂きありがとうございます。青字は転載です。

 

お返しすることはできません

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-468.html

 

Yahoo UK 2014年「虐待された犬の飼い主の手紙」の記事を訳させていただきました。

2011年2月9日、あなたがキャサリン・ストリート20番地から強制退去させられた時、
置き去りにされたあなたの老犬のレッド・ピットブルは

そのまま保健所に連れて行かれ殺処分を待つことになりました。
恐ろしくやせこけ、皮膚病にかかり、出産を繰り返しぼろぼろの状態でした。
傷口から見ても帝王切開などの処置も施された様子はなく、保健所による推定年令は12歳くらいでした。
顔は不均衡にゆがみ、耳と頭にタバコの火の跡数箇所ありました。

あなた自身も追い出されるという憂き目に遭い、
ハードな時間を過ごしていたようですが改善されるよう願っています。
あなたがこの手紙を目にすることはおそらくないと思いますが、
私があなたの犬をひきとり、その犬はとても元気だということをお知らせしたかったのです。

保健所は発見場所にちなんで犬にキャシーと言う名前をつけました。
あまりの激やせぶりに動物虐待調査課にまわされ、終わり次第すぐ殺処分のリストに載せられました。
虐待の調査を受け、すぐ殺されるというのは矛盾しているようですが、

動物管理課においては日常茶飯事のことです。
レスキュー・センターは老犬が好きで キャシーの小さなゆがんだ顔が気に入った私のために

キャシーをひきとってくれ、北にある我が家に送り届けてくれました。

体重も増え、皮膚も治ってきました。
毛は輝きを取り戻し、タバコの跡も見えなくなったのですよ。
不妊去勢手術もし(生涯産み続けていたので、ホルモン異常になっておりました)
私の小さい娘や先住犬2匹ととてもうまくやっています。

キャシーは水泳が好きだということもわかりました。
ボールや棒をとりにいくのも大好きです。
もしキャシーが2011年の段階で12歳であれば、今は15歳のはずです。
しかし長い散歩をし、泳ぎ、くたくたになるまで海辺でボールをとってくるキャシーの姿を見るにつけ、

本当に15歳なのかと考えます。

キャシーの犬種はあまり人気がありませんが、ピットブルが嫌いな人たちでさえも、
喜んで尻尾をふるキャシーを見ると立ち止まって頭をなでてくれます。
ピットブルの大使ですね

太陽の光を浴びながら寝るのがお気に入りです。
散歩や水泳が本当に好きなので、一歩一歩踏み出すそのたびに尻尾を振るのでおかしくてたまりません。

これを書いている私の横でキャシーは鼻をならしながら寝ています。
あなたの犬は本当にすごい犬です。皆から愛されています。
この3年間彼女といることでどれだけ幸せをもらったことでしょう。
あなたがこの手紙をもし目にするようなことがあれば、彼女の年を教えてください。

そして前はどんな名前で呼ばれていたかも。

近々小さい腫瘍を取り除くために乳房手術をする予定なので、無事に終わるように祈ってください。
残念なことに不妊去勢手術をしていなかったり、あまりに多く出産させると乳癌になりやすいのです。
キャシーの腫瘍は乳癌です。けれど心配しないでください。
獣医が早期の段階で見つけてくれたので 

キャシーはこれからも長い間私たちと一緒に 幸せな日々を送ることができると思っています。
キャシーは本当に本当に良い子です。

追伸
返せといわれてもお返しできませんので

 

 

                         yahoo uk news
                         写真もそこから転載

動物への虐待防止をアピールする手段として 残酷な映像や画像を見せる方法があります。
それはそれで効果的だと思いますが、私は「勘弁してください」派です。
それ関連のFBやツィッターを開くたびに心が消耗していくので
最近は足が遠いのてしまう私を弱虫だと笑ってください。
ただ文章だけでも人の心に届くメッセージがあること
そしてそれはそれはポジティブな力を与えてくれるのです。

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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