世界中から動物がいなくなればいいのに
窓の外は、チラチラと風花が舞っています。
重い雪空の雲間から、時々パァーと陽の光が差し込みますと、暖かな明るい気持ちになりますが、
また雲が光を閉ざし吹雪も強くなってきました。
報道によりますと、大阪府寝屋川市で統合失調症と診断された娘が、両親に十数年にわたって監禁され、
一日1食しか与えられずたった19㎏にやせ衰えて、凍死しました。
どうしてこんなに酷いことが出来るのか、精神疾患への偏見がそうさせたのか、
両親のこの子への愛情は欠片もなかったのか、かあさんは暗澹とします。
統合失調症は適切な医療で治る病気ですし、精神障害者も身体障害者も支えを受けて生きていけますのに。
同じ人権を持った、大切な仲間ですのに。
動物を人間と比べると又お叱りを頂くことでしょうが、酷いパピーミルにいる繁殖犬達はこの娘と同じです。
監禁され陽の光も知らず、死なない程度の餌を貰い、産めなくなったら処分されます。
今年こそ、パピーミルやペットショップがなくなり、非人道的な流通システムがなくなり、
安易に買って安易に捨てられる子がいなくなりますように祈ります。
私達にできることは、ペットショップで命を買わないことです。
皆が買わければ、流通はなりたたないのですから。
もし、あなたのお知り合いが犬を買おうとしておられましたら、どうぞ保護犬の選択支を教えて上げて下さい。
ボク、とうさんを寝かしつけました。
アタチ、これから、にいたんのベッドで寝ようと思います。
だって、にいたんの臭いがしますから。
たった1頭の犬を救うことが、この世界を変えるわけではない。
でも、この1頭の犬の世界は、きっと変えることが出来る。
(訳:フィーママ)
「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。青字は転載です。
いつも転載させて頂き、ありがとうございます。
「世界中から動物がいなくなればいいのに」
http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-673.html
韓国の犬肉市場から救出された犬。
ベッドの上に横たわるという事が理解できずに、立ったまま寝ることしかできない。
韓国の犬肉市場の檻の中に閉じ込めらえていた200匹の犬たちは、
合衆国、カナダ、英国のアニマル・シェルターに1月20日収容された。
14匹の犬と一緒にフロリダのヒューメインソサエティに送り込まれた3歳のハリエットは、
おそらく、ぎゅうぎゅう詰めの中で囚われていたのだろう、
ピンクと黒の毛布の上に横たわるということがわからなかった。
ボランティアは一日がかりで横になって眠るということを教えた。
「救出した犬たちは順調に回復し、適合していますが、まだ恐怖のトラウマに苦しんでいます。
大変な道のりだったし、これからも時間がかかるでしょう。
ハリエットはもう少し体重を増やさなければなりません。
リードをつけて歩く事も理解していないので、野原からシェルターまで抱えて運ばなければなりません。
しかし、尻尾を振って、ベッドにもぐりこむ、犬の本来の姿を見れる日がそう遠くないことを願っています」
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4165276/Dog-rescued-South-Korean-meat-farm-sleeps-standing-up.html
この記事に対するコメントに
「時々、世界中から動物がいなくなればいいと思う。
そうしたらこんなに苦しむ事はないから。仮面をかぶった冷酷な人間たち」
というのがありました。
世界中の至るところで行われている終わることのない動物への搾取、虐待を思うと、本当にそう思います。
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。