僕は暗闇の中で産まれた。
昨日の夕散歩は、いつものご近所ではなく、車で10分位の「箕面西公園」まで足を伸ばしました。
専属のおかかえ運転手が常時いてくれるのは、なかなかに快適な暮らしです。
もう夕方6時を過ぎていましたので子供達の姿はなく、遊具公園でたっぷり遊んで、
散策路もフリーにしてやれました。
広場では柴犬軍団が集まっていて、追い駆けっこや枝の引っ張りっこに興じていました。
フィリオは参加したそうでしたが、ショコラは怖くて固まってしまうので、遠目に見学します。
親水公園では、ゴールデンレトリバーが流れに入って楽しんでいて、
人間の子供達が帰った後の公園は、犬達の遊園地なのでした。
犬は、自分自身よりもっとあなたを愛する、
この地球上の唯一の創造物です。
(訳:フィーママ 画像はFBよりお借りしました。)
僕は暗闇の中で産まれた。
お母さんは身体中ボロボロで とても悲しい顏をしてた。
大好きなお母さんと一緒にいる時間はすぐに終わって、僕はにんげんのおじさんに遠い所に連れて行かれた。
隣の子はお母さんお母さんってずっと泣いていたけど 僕はずっと我慢してた。
だって泣いてばかりいたら 大好きなお母さんに会えなくなるって思ったから。
ある日僕の前ににんげんの子供が立ってて、なんだかわからないけど僕にたくさん話しかけてきた。
そしてその子供とおとうさんに連れられて僕に新しいおうちが出来た。
今まで暮らしてきたところと違ってすごく広いし、お外に遊びに連れて行ってもらったり、ボール遊びしたり、
なでなでしてもらったり、とっても楽しかった。
でも,ある日引っ越しっていうのがあって、僕は連れて行ってもらえなかった。
にんげんのおとうさんは僕を車に乗せて 保健所っていう新しいおうちに連れて行った。
そこにいたおじさんたちはとても優しかったけど、僕は怖かった。
そこにはたくさんの友達もいて、みんな震えて泣いていた。
にんげんたちが僕の事を見に来たけど、僕には新しいおうちは見つからなかった。
僕にはわかるんだ、いなくなったお友達みたいに僕もいつか壁の向こうの部屋に行くんだ。
あの部屋に入ったらみんないなくなるの。
新しいおうちが出来るのかな?
お母さんに会いたいな。