昨日の続き・・・それではどんな人が会社で長続きするのか。 | 誰も教えてくれない管理職マネジメントの基礎の基礎

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「人」が成長するから企業が繁栄する。
これを知ったら、人事の仕事はおもしろくて辞められない。
人事屋だからこそ視られること、語れることがある。

昨日は、従業員の立場から、そして、会社側の立場から

退職する人について書いてみました。

7/31「会社を「辞める」決断をする時・・・退職理由を信じてもよいか!?(謎

その中で会社を辞める人は大きく2つに分けてました。

①どこの会社に行っても充分活躍できる人

②今の会社でダメで多分どこに行っても続かない人

 

それでは、どんな人が長く勤めるのでしょうか?というのを考えてみたいと思います。

①その会社に愛着を持っている人

②不満はあるが、待遇(福利厚生や給与など)が良いため、どちらかとういうと居心地がいいと思っている人

③不満はあるが、待遇(福利厚生や給与など)が良いため、不満に目を向けないようにしている人

④不満はあるが、外の世界を全く知らないので踏み出す勇気がない人

⑤日々、だらだらと過ごしている人

⑥何も考えていない人

 

これを「4つのじんざい」で分類すると

①は「人財」

②・③・④は「人在」に近い「人材」

⑤・⑥は「人罪」

といったところでしょうか。

 

②~④に位置づけされる人は一応、現状に満足していることから

今後も伸びる要素はありません。これからも不満を言いながら、

ぼちぼち仕事をしていくんでしょうね。

まぁ、新入社員には見せたくないですね・・・そんなヤツの背中は・・・(汗

 

そして、困ったのが⑤・⑥ですね。

なんせ、仕事はしない、給料は持っていく、社歴が長いから

会社の内情だけはよく知っている・・・etc

特に老舗企業には、風土・カルチャーを変えない・変えたくない・変えられないという

傾向が高いため、②~⑥の人達が多いように感じられます。

もちろん、老舗企業でも変革を求められる企業もあるでしょうが

私の経験からはそのように感じられます。

 

離職率が低いことはそれなりに良いことも多いですが

極端に離職率が低すぎる、または、特定の層だけの退職者が多いなどの

企業には社員が活性化しない何かがあるかもしれません。

 

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これからもよろしくお願い致します。