「Lodeh」は、ココナッツミルク入りのスープで、基本は野菜と豆腐で作りますが、オプションで肉や魚を入れることもあります。
野菜のみで作ったものは、「Sayur Lodeh」といいます(「sayur」はインドネシア語で「野菜」)。
元々はジャワ料理のようです。
私は以下で紹介したいつもの「bumbu」を使って作りました。
メインディッシュにするため、牛肉入りで作りました。
また、こちらの野菜を入れました。
これは、トーチジンジャー、インドネシア語で「kencong」といいます。
ショウガ科の植物で、蕾の部分が食用に使われます。
以前お店でLodehを頂いたときに入っていて美味しかったため、これを使って自宅でLodehを作りたかったのです。
インドネシア版のミョウガ、といわれるように、味はミョウガに近く、香りはより強いです。
断面はこんな感じ。
Lodehのbumbuには、エシャロット、ニンニク、ガランガル(ショウガの仲間)、チリ、コリアンダー、塩、胡椒、油、コブミカンの葉、ターメリックが含まれています。
ターメリックが含まれているため、スープはほのかに黄色です。
ズッキーニ、インゲン、タケノコ、ナス、キャベツ、唐辛子などを入れると作り方には書かれていましたが、今回はトーチジンジャー以外に、ズッキーニ、インゲン、ニンジン、ヤングコーンを入れて作りました。
牛肉と野菜とbumbuを水1Lで煮込み、最後にココナッツミルクを70mL入れて完成です。
Lendangの時と同様家族には好評で、あっという間になくなりました(そしてまた写真を撮り忘れてしまいました)。
トーチジンジャーがよい香りを出してくれます。
また作りたいと思います。