インドネシア料理「Lodeh(ロデ)」 | ジャカルタごはん

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2023年9月、ジャカルタに転居。
ジャカルタ生活の記録です。

「Lodeh」は、ココナッツミルク入りのスープで、基本は野菜と豆腐で作りますが、オプションで肉や魚を入れることもあります。

野菜のみで作ったものは、「Sayur Lodeh」といいます(「sayur」はインドネシア語で「野菜」)。

元々はジャワ料理のようです。

 

私は以下で紹介したいつもの「bumbu」を使って作りました。

 

 

 

メインディッシュにするため、牛肉入りで作りました。

また、こちらの野菜を入れました。

 

 

これは、トーチジンジャー、インドネシア語で「kencong」といいます。

ショウガ科の植物で、蕾の部分が食用に使われます。

以前お店でLodehを頂いたときに入っていて美味しかったため、これを使って自宅でLodehを作りたかったのです。

インドネシア版のミョウガ、といわれるように、味はミョウガに近く、香りはより強いです。

断面はこんな感じ。

 

 

Lodehのbumbuには、エシャロット、ニンニク、ガランガル(ショウガの仲間)、チリ、コリアンダー、塩、胡椒、油、コブミカンの葉、ターメリックが含まれています。

ターメリックが含まれているため、スープはほのかに黄色です。

 

ズッキーニ、インゲン、タケノコ、ナス、キャベツ、唐辛子などを入れると作り方には書かれていましたが、今回はトーチジンジャー以外に、ズッキーニ、インゲン、ニンジン、ヤングコーンを入れて作りました。

 

牛肉と野菜とbumbuを水1Lで煮込み、最後にココナッツミルクを70mL入れて完成です。

 

Lendangの時と同様家族には好評で、あっという間になくなりました(そしてまた写真を撮り忘れてしまいました)。

トーチジンジャーがよい香りを出してくれます。

また作りたいと思います。