Tahuと豆腐 | ジャカルタごはん

ジャカルタごはん

2023年9月、ジャカルタに転居。
ジャカルタ生活の記録です。

インドネシア語で豆腐は「Tahu」。

日本同様、インドネシアの「Tahu」も中国から伝わったのではないかと思われます。

インドネシア、と書きましたが、「Tahu」料理はジャワ島に多いようです。

 

インドネシアの「Tahu」は、日本の「豆腐」と少し違います。

日本ではにがりを使って凝固させますが、インドネシアでは酢を使って凝固させるため、酸味があります。

また、日本の豆腐より固めで、調理法は揚げる、煮る、炒める、等して、火を通すのが一般的です。

日本にも厚揚げ、油揚げがありますので、似ているともいえるかもしれません。

 

白いTahuの他に、表面が黄色いTahuがあり、これは保存効果もあるターメリックの色です。

下の写真のようにキューブ状のものが一袋にいくつか入って売られています。

 

 

先日、黄色いTahuを初めていただきました。

下の写真のご飯の右側にある四角いのがそれです。

揚げてあったので茶色くなっていますが、ほのかにターメリックの苦みと香りがありました。

 

 

白いTahuは、木綿に包まれて売られているのもの(↓)を購入し、麻婆豆腐にしたことがあります。

 
 

麻婆豆腐のような味の濃い料理にすれば酸味が少し緩和されます。

 

日本風の「豆腐」も売られています。

チューブ式とパック式があり、こちらは酸味はなく、冷ややっこでも食べられます。

チューブ式は絹豆腐で、パック式は絹豆腐と木綿豆腐の両方があります。

パック式は開封時に腐っていたことが数回あったため、チューブ式を買うことの方が多いです。

チューブ式で黄色いのは卵豆腐のようです(まだ試したことはない)。

 
 
それほど美味しくもないのですが、豆腐があると便利でつい買ってしまいます。

消費期限がとても長く、保存料が多いのかな?というのが少し気になるところです。