通勤の話 | 1967年生まれのラグナロク

1967年生まれのラグナロク

…ような気がする。世の中そんな簡単に楽させてくれないけど。

ルーティン、ルーティーン、routine。


イチローの試合当日ルーティーンが注目されたり、ゴルフでショット前ルーティーンが大事だよと言われたり、要は、「普段通りの力を出すために、決まりきった段取りを踏んで、余計な緊張とか不安をなくすこと」というのがその主旨だと思う。


ビジネスマンの日々のルーティーン(…と言えるのかどうか)の一つが、毎朝同じ時間に起きて同じ時間に家を出て同じ時刻の電車に乗って同じルートで会社に向かい同じコンビにで同じ飲み物を買い同じ時間に会社に着く、という、まあいわゆる『通勤』である。


どうやら僕はこの『通勤』がとても苦手で、とは言っても通勤しないわけにはいかないので、苦手克服のためにいろいろと工夫とかチャレンジをしている。


工夫しようと思えばアイデアはいろいろある。(実現可能かどうかはさて置き)

一番大事なのは、如何に通勤ルートを固定化しないようにするかということ。

つまり、なるべく同じ路線・同じ道を使わないようにする。

同じ電車に乗る時も同じ車両には乗らないようにするとか。


出口が近いとか乗換えがどーたらとか、そーゆーことを言っていたらダメだ。

具体的に言うと、昔、たまプラから芝大門に通勤していた頃、

ルート1:たまプラ→青山一丁目→大門(田園都市線・半蔵門線→大江戸線)、

ルート2:たまプラ→渋谷→浜松町(田園都市線→山手線)、

ルート3:たまプラ→ニコタマ→大岡山→芝公園(田園都市線→大井町線→目黒線→三田線)、

ルート4:たまプラ→ニコタマ→中延→大門(田園都市線→大井町線→浅草線)、

、と電車だけで4つルートがあった。

僕は主としてルート1を使いつつ、週に2度ほどルート3を使い、それでも飽きたらルート2を使っていた。

今も、行きは阪急電車で梅田経由、帰りはJRと、2ルートを使い分けている。

逆に、今思い返すと辛かったのが大手町勤務だった銀行員時代。たまプラから大手町まで1本、乗換無し。

一般的には、自宅最寄駅から職場最寄駅まで路線一本、が通勤ルートとして優れていると言われるけれど、僕の場合、迂回路が無いこのような条件は工夫のしようがないのでかえって良くないことになる。


通勤ルートを変えるというのは想像以上に気分転換になるもので、ただ電車に乗るだけ、ただ道を歩くだけでも、風景が変われば見えてくるものもまた違う。


この複数ルート利用の最大の欠点は定期券を利用できないこと。

定期ルート以外を使えば余計な出費となる。


なので僕は基本的に定期券というものを買いません。

今も、近畿地区で使えるオートチャージ機能付きPITAPAカードで電車に乗っている。


そーゆー細かいことを気にしていては、通勤の自由化は達成できない。


話をルーティーンに戻すと、こと通勤に関しては、僕にとってはルーティーンというより毎日の拷問のようなもので、同じリズムを刻んで通勤することでかえって目の輝きは失われ、しょーがないから働いている感に支配され、そのうち会社に行くのが嫌になるという逆効果になっている。


決まりきった段取りを踏めばスムーズに仕事に入れるかと思いきや、決まりきった段取りを踏むことが障害になっているという、完全に僕固有の性質による現象。


大事なのは、まあ通勤ってのは仕方ないなとあきらめないで、そこに創意工夫をこらして毎日を冒険的に送ること。


最後まであきらめない気持ちが大事ですと、なでしこJAPANも言ってたし。


まあ、巨大な体制という壁に向かって生卵を投げつけるような、不毛かつ見返りの少ないレジスタンスに過ぎませんが。。。


さて、今日はどの道で帰ろうか。