ガンにヒーリングすると①
ガンにヒーリングすると②
ガンにヒーリングすると③
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父に会えるうちに出来るだけ会っておきたいと思いお正月は実家で過ごした。
父は顔に深く刻まれた表情筋が目に付いたが、比較的元気だった。
食事も十分に摂れているらしい。
というか、食っちゃ寝してた私より食べてた。。。
お正月には兄や弟も集まり、久しぶりに懐かしいメンバーがそろって過ごしていた。
九州特有の「男性たちだけが集まり経済や仕事の話をするモード」が始まると私は退屈して話の場から離れてた。
男は男、女は女だけのグループで分かれて作業する古い風習は、形を少し変えながらも根底にある流れは何一つ変わってはいない。
私はそこで、誰からも必要とされず興味も持たれず、私のあずかり知らない所で私の処遇や境遇についての話がなされる不自然さや、そのことから感じる寂しさや苛立たしさやるせなさなどを、生き延びるために感じないように凍りつかせて生きていたことに気付いた。
今、私がついひきこもりがちになって、隠れてしまいたい衝動に駆られる理由や、自分の真実を公の場所で表現することへの引っ掛かりなどのルーツがどこから来るのか理解していった。
2日に朝食をとりながら父と話していた時に、思わず心理セッションのようになって、父は心の深いところにある傷に触れることが出来た。
子どもの頃、置き去りにされた痛みや、そこからくる常に頭の中を木霊してはいるが声にならない問いかけの「なぜなんだ?どうしておれなんだ?」という言葉が、言葉としてその口から出たときに深い場所から慟哭が起こってきた。
一人知らない家庭に離され、けれどそこで大切にされていたがために、誰をも恨むに恨めず、痛みと混乱と心の叫びが子供の意識のまま、身体の奥深くに封印されていたその傷が、ゆっくりと融解し流れていく甘やかな時間の後、父は自分の人生のありとあらゆるシーンや出会った人たちにそこからの転移と投影が起こっていたことに自然に気づいていった。
かつて闘ってきた同輩たちやライバル、あとからのし上がってきた後輩たち、父の仕事や会社を継ぎ今は自立してやっていっている息子達にすら、子どもの頃の弟妹に感じていた嫉妬とやるせなさと腹立ちなどを投影していたことに気付き、そして次のレイヤーにあった古い感情が静かに流れて消えていった。
仕事で全盛期の時ではなく、引退して老後を送り一人で生きていくことへの不安感を感じ始めた今この時だったからこそ、この傷は分かり易い形『ガン』として表現され、そしてそれが消えてゆくという類まれな体験を、数か月で通り過ぎていったその貴重さがしんしんと響き渡るかのような静かな時間が流れた。
私も、感じてきた凍り付いていた痛みをぽつぽつと話し始めた。
すると父が思いもかけず「自分の責任だ」と謝罪してきた。
私もこんな風に深い場所で出会えるなんて涙が止まらなくなり、子どもの頃の痛みに満ちた情景が、薄いパラフィン紙が剥がれていくように、風に乗ってふわりふわりと消えていくの感じがした。
奇跡っていつだってどこでだって起こるんだ。
~時間が無くなったので、またつづく~
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