（所感）地方にいてもできること
ここ1か月、城山や鹿島神宮での路上LIVEを通し、たくさんの人、特に若い世代との対話で、感じることを綴ります。
足を止めて聞いてくれる人たちは少なからず、音楽が好きであり、また歌うことが好きな人たちでした。中には、歌手を目指したい子や、部活で音楽を頑張りたいなど、それぞれ夢を持っています。鹿嶋の若い世代には、そうした隠れた夢人が多くいることに驚きました（人口比率にしたら高いような気が）。
なかなか、都会に比べ娯楽が少ないのも一因かもしれません。
もちろん東京に出て、メジャーデビューを目指すのも素敵な夢だと思います。でもそれだけがすべてじゃないと若い世代に伝えました。地元に残って、地元のスターになるのも悪くない。
そのためのコンテンツや場を企画し、支援するのが僕ら大人世代に課せられた役割のように思います。彼らに、やりがいを実感させ、成長させる「場」です。
そこには大都会にはない、地方ならではの「雰囲気」「規模感」「一体感」があります。小規模だからこそ感じられる、距離感、ぬくもりがあったりします。
こんな話をしていると、何人かの子は 鹿嶋に残って歌をやりたい、ギターをやってみたいと言ってくれます。
昭和の高度経済成長から平成はモノに満たされた時代、そして働き方改革と令和時代は、より文化的な生き方を志向する世の中になっていくように思います。ニューヨークで一番感じたことは、すでにそんな文化が根付いていて、人々に活気があったことです。多様な人種や才能を受け入れ、生きることを楽しんでいる。すぐにNYのようにはいきませんが、小規模でもそんな文化を根付かせたいと思うようになりました。
長くなりましたが、WKはこれからも楽曲を生み出し、歌い続けます。そして夢を持つ人たちを応援します。
結局のところ「鹿嶋」という街が好きなんです♪