2050年、海の主役は“プラスチックごみ”に!?
海に投棄されたペットボトルやビニール袋などのプラスチックごみの量が、2050年には海に生息する魚類よりも多くなるという試算が公表されて世にショックを与えています。
2005年に単独無寄港世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」で最速記録をマークした女性ヨットセーラーであるエレン・マッカーサーは、競技引退後には循環経済を提唱・推進する「エレン・マッカーサー財団」 を創設して精力的に活動を行なっています。そしてこのエレン・マッカーサー財団が1月19日に発表したレポートがショッキングな内容でした。
レポートによれば、2014年の時点で全世界のプラスチック生産は3億1100トンにまで増えて、今後も着実に増える見込みであるという。その一方で、全世界で年間に生産されるプラスチックのうちリサイクルされているのはたった5%で、40%が埋め立て処理され、22%が焼却処理、そしてなんと33%が海洋を含む自然環境へ遺棄されているということです。もちろん数十年前からずっとプラスチックは環境問題の重大懸念事項でしたが同レポートの試算によれば今や全世界で年間800万トンものプラスチックごみが海洋へと投棄されているということだそうです。
海上に浮遊するプラスチック製廃棄物はあまりに膨大で唖然とするばかりです。北太平洋に浮遊するゴミの集積はあまりにも大きくなったので、太平洋ゴミベルトと名付けられたほどです。テキサス州ぐらいの大きさがあり、その90%はプラスチックです。
この状況が続けば世界の海の中は2025年には、プラスチックごみ:1に対して、魚:3の割合で同居することになり、2050年には、魚よりもプラスチックごみのほうが重量ベースで多くなるといいます。海へ釣りに行っても、針にかかってくるのはビニール袋ばかりという笑えない事態が現実味を帯びてきているのです。
ショッキングな予測を突きつけることになった今回のレポートが、さらに厄介なのは問題の解決が容易ではないこともまた明らかになったことです。
ごみになりやすい包装類などをメインに、安価なプラスチック製品の需要は新興国をはじめ増える一方で、リサイクル体制は現状ではまったく力不足で施設も足りず、生産するそばからどんどん自然環境へと放擲されているのです。
解決へ向けた“特効薬”がない以上、地道にリサイクル体制を徐々に拡大し、一方でなるべく包装を簡易化するなどしてプラスチックの使用量を意図的に抑えることしか今のところ方策はないようです。
遺棄されても最終的に自然環境で分解される生分解性プラスチックや水に溶ける水溶性プラスチックなど、いわゆるバイオプラスチックの効率的な生産方法も模索されてはいますが、残念ながらまだまだコストが高く包装用などに使用するのまだ現実性がないようです。
「土に還るスナック菓子の袋イスラエルで起業された「TIPA」。彼らの目指したのは、リサイクルできるエコ・パッケージングです。つまり、生ゴミと同じように捨てられ、これがいつしか土に「還元される」というもの。
しかしどこかの時点で技術革新が起こり、バイオプラスチックの大量生産が可能になれば、LED照明と同じように普及が進み、大幅にコストが下がるかもしれないのでまったく希望がないわけではないのだそうです。
今多くの国がこのプラスチック廃棄物問題に真剣に向き合っています。
「インドが使い捨てプラスチック容器・食器・ビニール袋の使用を全面禁止」
「ビニール袋税」に効果あり!英でマイバッグ使用率が90%に増えていると判明
「フランスでプラスチックの使い捨て食器を禁止する法案が成立」
ほんの少しの利便性のために、将来の人類に汚染を残してよいのでしょうか?
ペットボトルの飲みものを買う前、コンビニで弁当を買う前、スーパーでレジ袋をもらってしまう前に、もう一度、それがほんとうに必要なのか? 環境汚染・環境負荷の少ない代替物はないのか? と考えていただきたいと思います。
当然、送金時の手数料や為替レート、送金から家族が受け取るまでの時間や安全度は、OFWにとっては重要度の高いテーマだ。
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