Angelina & Tommy です。
いつもブログご訪問有難うございます。
昨日のブログを読み返して、日ごろのうっぷん晴らしに過ぎない感じがしたなので、そこに行く着くまでの心情を書いてみようと思います。 笑
簡潔に言うと、私はアメリカ企業と日本企業の間で ”どうすりゃいいんだよ!” と思っているわけです。
どちらの企業も大きいので、融通が利かないことがあります。
以前働いていた個人事務所だと、私の判断でボスに上手に説明すると折り合いを上手く付けられた感じ。 クライアントさんの方もアメリカのやり方に合わせてくれたりしていたので、アメリカ人と日本人の間に入っても今程の苦労は無かったと思います。
しかし、今はどちらも頭デッカチなところがあるわけで、日本の企業は大企業だからアメリカでも自分達のやり方を優先したがります。 アメリカでビジネスを行っているわけですからもう少し柔軟に考えていただけたら・・・と思うのですがそうではありません。 だから、日本企業はアメリカ政府に目を付けられる羽目になるのかなぁ? なんて勝手に想像してみたりします。
私が経験した中で腑に落ちないことがありました。
ある企業から依頼を受けたのですが、その際に他の専門家を雇って書類を作らなければいけませんでした。
その場合は、アメリカ的な考え方からすると、その専門家がする仕事はその人達に責任を委ねなければいけません。 私達が変に口出しするのは失礼だと思うわけです。
しかし、日本の企業は私達がその専門家の仕事までも入念にチェックして間違いを指摘しなければいけないというのです。
立場上、私達はそれが出来ないのです。 一線を置く必要があるわけで、専門家の仕事に私達が口出しするのは筋違い。
アメリカ社会ではリスペクトする考えが浸透しているので、専門家のする仕事を依頼している私達がつべこべ言うのは筋違いだと思ったのでその点も説明しましたが、それを受け入れてもらえなかった事がありました。 クライアントが専門家にクレームを言うのは問題ないですが、私達はそれを避けたいのです。 アメリカではお客様は神様だという考え方がないですから。
(日本で長年仕事をしていたトミーさんも日本企業と同じ考え方でした)
この温度差が日本企業が国外でビジネスを行う場合にはあると思うのです。
日本とアメリカで仕事をしてきた私としては、その温度差を少し分かっていただいた上で海外進出をしていただけたらなぁと思う今日この頃です。
アメリカ企業はあらゆる点で柔軟性に富んでいると思いますが、日本企業はリスクを背負うことが嫌いですから外国ではなかなか理解され難い状況だと思います。 そんな事から、昨日のブログでは厳しい意見を書かせていただいたのです。+
日本人ももう少し変化に馴染まなけれがいけないのでは・・・と個人的には思います。
最後までお読みいただき有難うございました。