皆さん、こんばんは。
Angelina & Tommy です。
いつもブログご訪問ありがとうございます。
大器晩成 ということわざがありますね。
老子の言葉で“大きな器が早く出来上がらないように、大人物は世にでるまで時間がかかる”ということ。
偉大な人物は体制するまでに時間がかかることのたとえなそうです。
同じような意味だと思いますが、ローマは一日にして成らずということわざもあります。
こういうことわざを聞くと心が軽くなり元気づけられませんか?
焦らずに自分のペースで生きていって良いんだ!みたいに気持ちが楽になります。
私自身の経験から、努力を続けると結果は後からついてくると信じています。 毎日の小さな積み重ねこそがいつか結果としてあらわれる。
今日頑張っていることが明日結果にならなくても、1年後、5年後、10年後には着実に前進していくと思うのです。
私がアメリカで社会人になって、やっとキャリアウーマンになれたかな・・・と思えるようになるまで10年かかりました。それまでの日々は周りに頭を下げて教えてもらうことばかり。
しかし、そこからの人生はガラッと変わり人に教えられる私になり、事務所の大事なクライアントからも私に仕事を頼みたいと指名していただけるまでになりました。
改めて、長い間、頑張ってきて良かったと実感しました。 簡単に目標を達することができていたら、これほどの喜びも感じないだろうし、達成感も感じないでしょう。
長年積み重ねた努力は不動のものとなり、簡単に崩れてしまうこともなくなります。
むしろ、どんどんパワーアップしていくように感じます。
忍耐強く耐えて頑張ることで心がどんどん強くなり、ちょっと高いハードルに直面しても過去の経験から自分なら頑張れると言い聞かせる事もできますね。
この考え方は子供を育てていく上でも役だったと思っています。 子供の成長を忍耐強く見守り、焦らずに子供を勇気づけていくと、子供は心穏やかに安心して目標に向かって進んでいけると思います。
子供を育ておられる親御さんの中には“10代という若さで成功を収めた人”(あえてお名前はだしません)のように自分の子供もなって欲しいと思っている方々もいらっしゃるでしょう。
彼らはそこにたどり着くまでに精一杯の努力をし、成果をなしとげ世間から称賛されます。 ですが、その後もずっとずっと成果を出し続けなければいけないという大きなプレッシャーの中で生きていく大変な人生を背負ってしまうのではないですか?
周りが静かに見守ってくれれば良いですが、むしろどんどん期待が大きくなり、もっともっと・・・と自分を追い込んでしまうかもしれません。 素晴らしい能力のある若者が苦しみ続けなければいけない?と心配になります。
特に日本のマスコミは異常ですからね。
そう考えると、個人的には時間をかけて自分の欲しいものを一つ一つ手に入れる凡人的な考えで生きる方が幸せなのでは・・・と思うのです。
自分の欲しいものをゆっくり手にいれるからこそ、手に入れた時の喜びは最高で人生に感謝できるのではと思っています。
〔おまけ〕
大器晩成の反対語を調べてみると、
栴檀は双葉より芳し ということわざがありました。
香木に使われる梅檀は双葉のころから良いかおりがするということわざ。
大成する人は子供のころから優れた才能を持つ。
最後までお読みいただき有難うございました。