2023年。
今年観劇した舞台は、36作品。
コロナが落ち着き、いつもの演劇の姿が戻ってきてとても嬉しい一年でした。
毎年恒例の
2023年個人的なベスト3は、
「シンギュラリティ・ダービー」
「哀を腐せ」
「六英花 朽葉」
です!
「シンギュラリティ・ダービー」
見終わったあとなかなか興奮冷めないぐらい良かった。演出、脚本、役者全てがカチッとハマってて、悔しいぐらい良かった。アンドロイドの作品は、今までもたくさん見たけど、それをギャンブルと掛け合わせて、こんなにも切なくて、こんなにも愛情深い作品になるんだ。間違いなく明星圭太の代表作になる。役者さんもすごく良くて作品の中に生きてました。
「哀を腐せ」
毎年素晴らしい作品を見せてくれる時間制作。今回も新しい挑戦が見えたし、それでいていつも期待を大きく超える谷さんの探究心は本当にすごい。 1人1人の人生が濃縮されてたし、それぞれの言い分も痛いほどわかる。この作品を通して、人物を通して、谷さんが伝えたいメッセージをひとつひとつ大事に受け取りながら見ていました。
「六英花 朽葉」
無声映画の時代の話で、そこに有声映画が誕生する葛藤を描いた作品。テーマ設定がめちゃめちゃ好きだった!自主で映画を作ったからこそ、感情移入もたくさんしたし、常識が違うからこその考え方の違いや、今未来を生きている僕らだからこそ、切なく見えてしまうセリフや。なんかもうすごく刺さった。
このほかにも思い出に残る作品がたくさん。
今年は特に、素敵な作品にたくさん出会えました。来年も素敵なインプットが出来る1年になるといいなぁ。